進路環境データ

大卒者の採用現場は今どうなっている?

採用する企業側と就職活動をする学生側、双方に調査を行った「就職白書2012」。
その中から、就業環境の理解に役立つデータをピックアップしました。

出典:リクルート「就職白書2012」
【企業調査】
2012年卒および2013年卒(大学生・大学院生)の採用活動振り返り調査/調査対象:全国の新卒採用を実施している従業員規模5人以上の企業 3,000社/集計対象:776社(回収率25.9%)
【学生調査】
2012年卒生(大学4年生・大学院2年生)の就職活動振り返り調査/調査対象:クロス・マーケティング社のモニターにスクリーニング調査を行い、民間企業を対象に就職活動を行った全国の大学4年生・大学院2年生 の男女2,464名を対象にした/集計対象:874人(回収率35.5%)

1.学生がアピールした項目&企業が採用で重視する項目

学生のアピールとくい違う、採用時の重視ポイント

採用の評価ポイントにおいて、企業と学生の認識には大きなズレがある。学生が最もアピールしたのは「アルバイト経験」だが、企業はそれほど重視していない。「所属クラブ・サークル」にも同様のギャップが見られる。一方、企業が最も重視しているのは「人柄」で9割を超える。多くの学生がアルバイトやクラブなどでの自分の経験をアピールしているが、経験そのものよりも、その経験におけるエピソードを通じ、自分の人柄を伝えられることが大事なようだ。

2.[2013年卒]企業に聞いた海外の大学・大学院を卒業する外国人学生の採用の実施予定

目立ち始めたグローバル採用

グローバル化を意識した大学の秋入学が話題だが、企業の採用現場でもグローバル化が進んでいる。海外の大学・大学院を卒業する外国人学生の採用を、2013年卒生に対しては15.8%の企業が実施する予定。ちなみに「日本の大学・大学院を卒業する外国人留学生の採用を実施予定」の企業は33%だ。

3.採用数に満たなかった場合の企業の対応

数より質の確保を重視する、厳選採用が一般的

採用数を確保するために採用基準を見直す企業は少ない。採用数に満たなくても求める人材レベルは下げない企業が6割近くあり、その場合は中途採用からの補充などで対応している。多くの企業で質重視の厳選採用が行われる現在、必ずしも景気さえ良くなれば就職がラクになるとはいえないだろう。

4.関連情報リンク