進路指導・私の工夫

【進路指導・私の工夫】キャリア教育、進路指導に卒業生の協力を得たいと思ったとき

「職業レクチャー」やインターシップに活用

「職業レクチャー」という行事が1年生の7月にあり、講師は全てOB・OGに務めてもらっています。大学教授、テレビ局のディレクター、メーカーの研究員、俳優、会計士といったそうそうたるメンバーが、毎年20人ほど講話をしてくれます。また、1年生のインターンシップの希望者が、全てOB・OGの関係する研究所、病院、マスコミ、銀行などに行っています(今年は90人程度)。驚くことに、これらの受け入れ先はPTA同窓会講演会が動いて開拓してくれています。また、前任校では、職員がかつて教えた生徒をたどり、20歳過ぎくらいの卒業生に1年次の「産業社会と人間」での講話を依頼しています。そのほか、総合学科の卒業生には「追指導」の一環として全員に往復ハガキで卒業後の状況を聞き、在校生や保護者そして教員に広報しています。「追指導」は自分たちの行ってきた進路指導の評価・反省の材料にします。[静岡]

 

遊びに来る卒業生の生の声を聞かせる

前任校は卒業生が遊びに来ることが多かったため、そのたびに昼休みまで待たせておき、関係ありそうな在校生を集めて生の声を聞かせていました。また、「卒業後、下級生がキャンパス見学に向かう際には協力してほしい」と在学中から頼んでおき、連絡先を控えておきます。対象の学校への見学希望が漠然とでも出た段階で、その先輩にコンタクトさせます。もちろん、事前にOBには、そういう電話や手紙が届くことを根回ししておきます。必要な学校にOBがいない場合は、近隣の学校に通うOBに頼み、必要な学校に在籍する友人を紹介してもらいました。[秋田]

 

中学生体験入学にゲストとして動員

3年次の課題研究(現在は総合的な学習の時間)のオリエンテーションで、進路に繋がることを先輩の目線で語ってもらおうという意図でビデオメッセージを作成しました。結果、ビデオであることもあって、反応はいまいち。次年度からは従来の教員によるオリエンテーションに変更しました。また、中学生体験入学に、ゲストとして約20人のOB・OGを動員し、全体説明を行いました。個別説明にも同席してもらい、中学生だけでなく在校生(実行委員)にもいい影響を与えることができました。生身の卒業生に接することでインパクトはあったと思います。ただ、体験入学だけに終わったのはもったいなかったですね。運営上の煩雑さもあってこの年のみに終わり、また他の行事にも繋がらなかったうらみがあります。取り組みを新たに始める場合には、それが継続できるように、その場しのぎではない計画性が重要だと感じます(「やってみなはれ」の勢いももちろん大事ですが)。[広島]

 

卒業生の講演会を学校が主催

卒業生を招いての講話を、毎年、学校主催で開催しています。[福岡]

 

ビジネス基礎の特別授業

卒業生にビジネス基礎の特別授業をしてもらっています。[島根]

 

HRに呼んで話してもらう

以前担任していたクラスの卒業生が来校した折に、また来校してもらうよう依頼し、現在のクラスのHRで「高校時代にがんばったこと、現在仕事でがんばっていること」などを話してもらっています。[奈良]

 

在校生の前で講演

現在はやっていませんが、以前、複数の卒業生に来校してもらい、在校生の前で講演をしてもらっていました。[北海道]

 

進路懇談会を6月に開催

進路懇談会を6月に開催しています。そのとき、進学の場合は保護者・本人の同意、就職の場合は会社の了解を得て実施しています。 [埼玉]

 

進学合宿でOBと在校生の懇談会

毎年、大学・短大などの夏休みの時期を利用して、OBと在校生の懇談会を実施しています。進学合宿にOB達が自主的に顔を出し、在校生に刺激を与えてくれます。[香川]

 

立派になった卒業生に教員が学ぶ

「ようこそ先輩」授業を行い、卒業生を招聘しました。その卒業生は在学中とは別人のように立派になっており、在校生よりも、当時指導した教員にとってとても良い研修となりました。当時の指導の至らなさや、生徒を見る目がなかったことに反省させられたものです。[山口]

 

合宿勉強会で進路の悩みにも答えてもらう

夏休みに1週間程度行う合宿勉強会に卒業生を呼び、現役受験生としての教科の質問だけでなく、進路の悩みなどにも答えてもらっています。好評です。[山梨]

 

「進路便り」に卒業生の声を掲載

毎年3月に、1・2年生を対象にして「卒業生に話を聞く会」を実施しています。「大学」「専門学校」「一般就職または公務員」「看護」に分け、それぞれのジャンルに進んだ卒業生に講演をしてもらっています。生徒にとっては、比較的身近な先輩の生の体験を聞くことができると好評です。また、今はやっていませんが、来校した卒業生をつかまえてインタビューをし、「進路便り」に記事を掲載していました。「話を聞く会」よりも様々なジャンルの生の声が載るということで、こちらも好評でした。[北海道]

 

系列大学各学部の学生を招き懇談会を開催

高3の2学期に、系列大学の各学部4年?修士2年の学生に学部ごとに5?6人ずつ来てもらい、1週間にわたって1日1学部ずつ希望者対象に懇談会を行っています。学生生活やカリキュラムなどについて生の声が聞けて大変有益です。また、総合学習で全8回の「卒業生と語ろう」という選択科目を設け、毎回1人、ゲストに語ってもらっています。キャリア教育の総合学習(高2の2学期全員対象)では、各界から卒業生の保護者を講師に招いて30人ほどに分かれて講演・懇談会を実施しています。保護者は、本校の進路決定のプロセスを理解しており、子弟の在学時に相談したことをふまえて話をしてもらうことができるため、非常に有益です。[神奈川]

 

1年次の進路講演会で卒業生が体験談を発表

個人的にはやりたいのですが、卒業生の追跡調査は一切していません。本校は偏差値による学校選びが当たり前になっており、卒業生の大学生活での満足度はとても興味があります。なお、1年次夏休みの進路講演会の際、卒業生講話として2人が体験談を発表しています。人選は進路課が行っています。[静岡]

 

前年の卒業生の話を聞く

前任校では前年の卒業生の話を聞く機会を設けていました[東京]

 

入学説明会でメッセージを発してもらう

卒業生を入学説明会などに呼んで志願者に対してメッセージを発してもらったり、学科の行事として講演をしてもらったりしています。[静岡]

 

その時々で悩むことについて話してもらう

ほとんどの生徒が系列大学に進むので、たとえば中学3年生の時は大学で活躍している先輩にどんな高校生活を送ったかを聞き、高校1年生の時は、文系・理系選択をどうしたかを聞くなど、その時々で生徒が悩むだろうことについて、先輩に話してもらいます。生徒は、教師の話以上によく聞いてくれる気がします。[京都]

 

信頼関係を築き卒業生に足を運んでもらう

卒業するまでの時点で、教員と生徒はお互いに信頼関係が築けるよう努力しています。そのおかげで、本校へは行事ごとに卒業生がたびたび足を運んでくれています。その中で進路に関する情報交換もさせてもらっています。[島根]

 

毎年恒例で卒業生ガイダンスを実施

毎年恒例で卒業生ガイダンスを実施していると、卒業生に講師を依頼した時に「ああ、あのガイダンスか」という感じで快く引き受けてくれるケースが多いです。また、卒業生に対する受験直後のアンケート協力の徹底も大事な情報収集活動です。[東京]

 

卒業生全員に進路教育についてアンケート

「産業社会と人間」などで数年前の卒業生に講話をお願いしています。社会の中である程度自分の位置が見えたところで在校生にアドバイスをしてもらいますが、同時に地元企業の経営者(OBとは限らない)などもっと高い視点からのコメントもお願いしています。在校生は、年齢的にも近く自分の将来像に極めて近い人物からの情報と、さらに将来を見据えたビジョンを自身のライフプランを作り上げる参考にさせます。また、卒業生全員に卒業後1年目・2年目にアンケートを取り、高校の進路教育が卒業生の人生の中で有効であったか、無効であったか、また改善すべき点はどのような点であるかなど意見を求めています。[静岡]

 

教育実習生に説明会講師も依頼

教育実習生に、通学している学校についてのレジュメを作成させています。教育実習に来た学生を中心に講師を依頼して、生徒向けの説明会を実施しています。[神奈川]

 

卒業生とのメール交換を指導

沖縄の離島にある高校なので、卒業生とはメールでやりとりするように指導しています。地理的ハンディキャップはありますが、意外と先輩・後輩のコミュニケーションは取れている方だと思います。[沖縄]

 

「地域の人々と語る会」で講師を依頼

総務課主催の「地域の人々と語る会」で、各地区で活躍している本校の卒業生に講演依頼をし、地区の生徒を対象に講演していただいています。また、3月には2年生の進学希望者、就職希望者を対象に、卒業したばかりの3年生から自分の体験を話してもらっています。[静岡]

 

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(初出日:2007.2.26)