高等教育の最新事情

<寄稿>教育の無償化・負担軽減の政策動向 ―前編―

鈴木敏之文部科学省 生涯学習政策局文部科学戦略官 1 教育費負担の現況  本稿では、現政権の最重要課題とされる「人づくり革命」の要となるテーマ、教育の無償化・負担軽減をめぐって、2017年12月に閣議...

<寄稿>教育の無償化・負担軽減の政策動向 ―後編―

鈴木敏之文部科学省 生涯学習政策局文部科学戦略官 <寄稿>教育の無償化・負担軽減の政策動向 ―前編― より続く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 政策パッ...

大学入試は、企業の採用面接から何を学べるか【最終回】 ルーブリックはどのように有益なのか 濱中淳子

ルーブリックはどのように有益なのか 濱中淳子...

第三段階教育における職業教育

第三段階教育の多様性と職業教育確立への展開  先進諸国の第三段階教育(tertiary education、高等教育Higher Educationとほとんど同義に使われている)は、マス化・ユニバーサ...

職業教育における“質保証”とは何か

 急速に進む技術の進歩やグローバル化の奔流が、今まで「当たり前」と考えてきた経験則を書き換えている。  「知識社会」という言葉で象徴されるように、人や情報が自由に国境を越えてしまう現在では、多種多様な...

プロフェッショナルが活躍できるダイバーシティ型経営へ(大久保幸男)

 会社の一員であることを重視する、画一的な「メンバーシップ型」企業から、高い専門性を持つ個性的な人材が活躍できる「プロフェッショナル型」企業へ──。日本企業の転換を説く、リクルートワークス研究所の大久...

高大接続の入学者選抜(1)国際教養大学

国際社会で活躍するポテンシャルとダイバーシティの確保 国際社会で活躍するポテンシャルとダイバーシティの確保本連載では、大学の入学者選抜において、高校と大学の教育の接続を担うもの、多面的・総合的評価を実...

大学入試は、企業の採用面接から何を学べるか2 「求める学生像」への示唆 濱中淳子

「求める学生像」への示唆 濱中淳子...

インターナショナルバカロレア(IB)日本での現状を探る

 ある大学で、IB出身の学生が「本質的な問いかけ」をしたところ、教員が「何でそんな当たり前のことを聞くのか」と応対して大いに問題になったそうだ。IB出身の学生は「問い」を大切にする。そして、その問いか...

給付型奨学金制度設計の経緯

動き出した国の給付型奨学金  どの大学にとっても優秀な学生の確保は至上命題である。学生も自分の望む進路を全員選べるのが理想であろう。しかし、所得の多寡に拘らず、高等教育機関への進学にかかる費用負担は決...

専門学校生に対する経済的支援の現状と課題

全国で約2800校・58万人が学ぶ専門学校  専修学校は、大学等と同じ「学校教育法」で定められている教育施設である。職業に必要な能力を育成すること等を目的としており、入学資格の有無等により3つの種類が...

経済的要因による学生の休学と中退

1. 中退はなぜ問題か  日本では、これまで大学の中退はそれほど注目されてこなかった。中退者が人数的にも少ないこともある。アメリカでは卒業率が6年間でも7割に満たず、大きな問題となっているのとは対照的...

大学入試は、企業の採用面接から何を学べるか1 なぜ、新卒採用に注目するのか 濱中淳子

なぜ、新卒採用に注目するのか 濱中淳子...

今後の大学経営における学長の責務とは

近藤倫明 公立大学法人 北九州市立大学学長・副理事長/田中優子 法政大学 総長/山崎光悦 国立大学法人 金沢大学 学長/吉武博通 筑波大学 ビジネスサイエンス系教授大学研究センター教授(兼)(50 音...

これからの大学改革の核、SD・職員力の飛躍(大学設置基準改正)

中教審で職員が議論になった意義  そもそも職員の位置付けや育成が中教審の重要なテーマとして浮上してきたのは「大学ガバナンス改革の推進について(審議のまとめ)」(2014年)である。「『高度専門職』の設...

大卒求人倍率で見る 2017年卒の就職動向(ワークス大卒求人倍率調査)

大卒求人倍率は前年よりわずかに上昇  2017年卒の大卒求人倍率調査(大学生・大学院生対象)の結果によると、大卒求人倍率は1.74倍と、前年の1.73倍よりわずかに上昇となっている。  求人倍率は求人...

アクティブラーニングの実質化に向けての課題と対応策(失敗分析からの学び)

 もはや「アクティブラーニング(AL, Active Learning)」の言葉を一度も耳にしたことのない教職員はいなくなりつつある。グループワーク等のALの手法を一度ならず実践したことのある教員も増...

どのような大学が多面的な入試改革を導入するのか―入試制度に関する学長調査

ここでは、本誌が2013年8・9月に行った「入試制度に関する学長調査」(調査対象:全国の大学745校、回答数:452校、有効回答率:60.7% :本誌184号掲載)を用いて、現在、どのような大学がどの...

国立大学の入試改革について

「国立大学の将来ビジョンに関するアクションプラン」について  国立大学協会は、2015年9月に、標記のアクションプランを策定・公表した。策定にあたって留意した高等教育を取り巻く基本的な認識は、確実にや...

企業の採用活動から見た「相互選択型入試」の可能性

大学入学者選抜に求められている構造は、企業の採用活動に近い  現在の企業を取り巻く環境は非常に厳しい。経済の成熟化、人口減少、超高齢化、顧客の志向の多様化、興味の短期サイクル化、競争のグローバル化等、...