編集長 小林浩コラム(巻頭言)

景気回復で学部・学科トレンドに変化、「グローバル化」「第4次産業革命」「少子高齢化」で新領域へ対応(カレッジマネジメント Vol.216 May-Jun.2019)

大学の学部・学科は、企業に置き換えると商品ライン アップに当たると考えらえる。商品(製品)には、市場に商品(製品)が投入されてから売れなくなるまで、Ⅰ)導入期⇒Ⅱ)成長期⇒Ⅲ)成熟期⇒Ⅳ)衰退期という...

激化する人材の獲得競争のために、魅力をどう創るか(カレッジマネジメント Vol.215 Mar.-Apr.2019)

激化する人材の獲得競争のために、魅力をどう創るか ──存在感を高めるアジアの高等教育  「アジアの学生はいとも簡単に国境を越えてくる」。これは、ある高等教育の専門家から聞いた言葉である。私にとってこの...

各大学の「カレッジ・レディネス」は示されているか(カレッジマネジメント Vol.214 Jan.-Feb.2019)

各大学の「カレッジ・レディネス」は示されているか APに基づき、全ての入試区分で『学力の3要素』を問う  現状入学者選抜改革はどこまで進んだのか。結論から言うと今回のテーマである入学者選抜改革について...

高校で進む教育改革、受け入れる側の大学の準備はできているか(カレッジマネジメント Vol.213 Nov.-Dec.2018)

  高校・大学・入学者選抜を一体的に変えようとする高大接続改革が進んできている。2021年度入学者に向けた、大学入試改革ばかりに注目が集まっているが、本質的には大きな教育改革である。その中の肝が高校の...

募集力の源泉となる大学ブランド力形成(カレッジマネジメント Vol.212 Sep.-Oct.2018)

ブランド戦略は「消費者志向」から「価値主導型」へ   企業は、従来よりマーケティング戦略の一環としてブランド戦略に取り組んできた。ブランドとは、製品やサービスの提供、広報など、あらゆる法人の活動全般(...

「本学ならではの価値」の明確化が生き残りのカギに(カレッジマネジメント Vol.211 Jul.-Aug.2018)

 2012年発行のカレッジマネジメント175号で、『2020年、そのとき大学は』を特集し、大きな反響を頂いた。 この特集では、再び18歳人口が減少する、いわゆる“2018年問題”前後の状況を様々な観点...

人生100年時代の社会人教育(カレッジマネジメント Vol.210 May-Jun.2018)

時代の変化を見据え、学習者の立場に立ったサポートへの転換が重要に  働く人が主体的に学び、キャリア形成を支援する教育訓練給付制度が導入されたのが1998年。当時筆者は、社会人の学びをサポートするリクル...

学修成果の可視化に向けて(カレッジマネジメント Vol.209 Mar.-Apr.2018)

学修成果可視化は大学の信頼性確保に向けて求められる社会への説明責任  “学修成果の可視化”に向けての議論が始まっている。その背景を探ってみると、子育て支援、経済格差解消に向けての、教育費の無償化の議論...

小さくても強い大学の『理由』(カレッジマネジメント Vol.208 Jan.-Feb.2018)

 18歳人口が再び減少し始める、いわゆる「2018年問題」を目前にして、マーケット規模の縮小に向けた動きが激しくなってきた。大規模大学、あるいは東京23区の大学に学生が集中しているという現状を受け、大...

入学者選抜 改革はどこまで進んだか?(カレッジマネジメント Vol.207 Nov.-Dec.2017)

入学者選抜改革は教育改革 入学した学生の育成を同時に考えることが重要 入学者選抜改革は高校教育改革と連動   2012年中央教育審議会に高大接続特別部会が設置され、高校教育、大学教育、大学入学者選抜の...

進学ブランド力調査2017(カレッジマネジメント Vol.206 Sep.-Oct.2017)

  2008年から発表してきたリクルート「進学ブランド力調査」も、今回で10回目を迎えた。この調査は、「知名度」「興味度」「志願度」、そして50項目にもわたるイメージを高校生に聞いている。では、ブラン...

学部・学科トレンド2017(カレッジマネジメント Vol.205 Jul.-Aug.2017)

 法、商、経済、文、医、農、工、理など、大学の学部名称(学士の学位に付記する専攻分野名称の数)は、1991年までは29種類しかなかった。それが、設置基準の大綱化により、国際、環境、情報などを冠する名称...

認証評価 第3サイクルに向けて(カレッジマネジメント Vol.204 May-Jun.2017)

 日本の認証評価制度は、2018年度より第3サイクルを迎える。第1サイクル終了時に特集した本誌172号「ユニバーサル化時代の大学評価」を読み返してみると、第1サイクルでは、導入期として主に最低基準をク...

日本型職業教育の未来(カレッジマネジメント Vol.203 Mar.-Apr.2017)

 日本の労働市場の特徴は「就職」ではなく、「就社」する点にあると言われている。スペシャリストやプロフェッショナルとして「何ができるか」を評価する“ジョブ型”ではなく、その企業の文化や社風に合った「ポテ...

中退予防の処方箋─経済的視点から考える─(カレッジマネジメント Vol.202 Jan.-Feb.2017)

下図は、文部科学省学校基本調査2016年速報版に掲載されている、高等学校卒業者の進路状況である。  大学、短大、専門学校の進学率が折れ線グラフで記されている。このグラフには、筆者が縦に2つの補助破線を...

進学センサス2016(カレッジマネジメント Vol.201 Nov.-Dec.2016)

「偏差値って操作できるんですよね」。これは、インタビューした女子高校生の言葉である。これにはいささか驚いた。しかし、それも当然かもしれない。  文部科学省が発表した2015年度(平成27年度)における...

進学ブランド力調査2016(カレッジマネジメント Vol.200 Sep.-Oct.2016)

リクルート「カレッジマネジメント」が創刊されたのは、1983年7月である。皆様のご支援を受けて、33年間発行を続け、今号で無事200号を迎えることができた。  創刊号の記事を見ると、現在でも巻頭(表2...

地学地就の教育(カレッジマネジメント Vol.199 Jul.-Aug.2016)

一般的に、若者が地域間で移動するのは、「進学」「就職」「結婚」というライフイベント時が多いと言われている。特に大学進学の場面では、地元の大学に進みたいが、学びたい分野がない、あるいは卒業後の就職が心配...

高大接続改革への「高校の挑戦」(カレッジマネジメント Vol.198 May-Jun.2016)

3月末日、高大接続システム改革会議の最終報告が取りまとめられた。実現に向けては、乗り越えなければならないハードルがいくつも存在しているのも事実である。それでも、大きな改革は確実に動き始めている。今回の...

相互選択型の入学者選抜へ(カレッジマネジメント Vol.197 Mar.-Apr.2016)

今回の高大接続改革では、共通テストの改革、つまりセンター試験が変わるとされる2020年がフォーカスされがちだが、実は足元では各大学の個別選抜が大きく変わってきていることに注目すべきである。今年2016...