編集長 小林浩コラム(巻頭言)

定員厳格化、入試改革、そしてコロナ禍 受験生の「不安」を解消するコミュニケーション戦略を(カレッジマネジメント Vol.224 Sep.-Oct.2020)

定員厳格化、入試改革、そしてコロナ禍受験生の「不安」を解消するコミュニケーション戦略を  今回の進学ブラント力調査は、例年とは大きく異なる環境下でスタートした。調査期間は、まさに新型コロナウイルス感染...

大学で「2025年の崖」を作らないために(カレッジマネジメント Vol.223 Jul.-Aug.2020)

 最近よく耳にする言葉にDX(デジタルトランスフォーメーション)がある。総務省によると「ICT(情報通信技術)の浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」とある。その基盤をなすのが...

教育理念と経営戦略を融合した中長期的なキャンパス戦略を(カレッジマネジメント Vol.222 May-Jun.2020)

 今や大学進学者の94%(※)が参加し、高校生の進路選択プロセスの中で、重要な位置を占めるオープンキャンパス。高校生が知りたかったことのトップは「キャンパスの雰囲気(73.6%)」。そして、実際に行っ...

入学時の偏差値による単純な序列化から、卒業時の多元的な成果の尺度に向けたパラダイム転換へ(カレッジマネジメント Vol.221 Mar.-Apr.2020)

何故「教学マネジメント」が求められるのか  今回の特集タイトル『教学マネジメント』は、新しい言葉である。なぜ、このような『教学マネジメント』が求められるようになったのだろうか。  高校までは、学校教育...

改めて大学の個性や価値を真剣に話し合い、教職員が“当事者意識”を持てるかが中期計画成功のカギ(カレッジマネジメント Vol.220 Jan.-Feb.2020)

 「大学経営はタンカーの舵取りのようなものである」。私は常にこのように考えている。舵を切っても急には曲がれない。例えば、大学にとって学部・学科は企業の商品ラインアップに当たるが、構想⇒学部新設⇒完成年...

進路選択に使われ始めたアドミッション・ポリシー ――個性や特色、メッセージは高校生に伝わっているか(カレッジマネジメント Vol.219 Nov.-Dec.2019)

 高校生は、一体どのように進路選択を行っているのだろうか。リクルート進学総研では、なかなか掴みづらい高校生の進路選択行動の実態を把握するために調査を実施し、「進学センサス」として発表している。今回は、...

定員厳格化が志願度ランキングにも影響 ――分野別ランキングで、大学の強みを見える化(カレッジマネジメント Vol.218 Sep.-Oct.2019)

 進学ブランド力調査は、2008年に初めてリリースして以来、12回目を迎えた。本調査は、高校3年生になったばかりの大学進学希望者に、大学の知名度、興味度、志願度を聞くとともに、各大学のイメージを聞くも...

重要なのはガバナンス改革だけでなく、マネジメント力の向上(カレッジマネジメント Vol.217 Jul.-Aug.2019)

大学の経営は、よく「タンカーの舵取り」に例えられる。船長が右に舵を切ろうと思っても、実際に方向を変えるまでに結構な時間がかかってしまうためだ。社会の環境が大きく変化する中で、教育・研究両面での大学改革...

景気回復で学部・学科トレンドに変化、「グローバル化」「第4次産業革命」「少子高齢化」で新領域へ対応(カレッジマネジメント Vol.216 May-Jun.2019)

大学の学部・学科は、企業に置き換えると商品ライン アップに当たると考えらえる。商品(製品)には、市場に商品(製品)が投入されてから売れなくなるまで、Ⅰ)導入期⇒Ⅱ)成長期⇒Ⅲ)成熟期⇒Ⅳ)衰退期という...

激化する人材の獲得競争のために、魅力をどう創るか(カレッジマネジメント Vol.215 Mar.-Apr.2019)

激化する人材の獲得競争のために、魅力をどう創るか ──存在感を高めるアジアの高等教育  「アジアの学生はいとも簡単に国境を越えてくる」。これは、ある高等教育の専門家から聞いた言葉である。私にとってこの...

各大学の「カレッジ・レディネス」は示されているか(カレッジマネジメント Vol.214 Jan.-Feb.2019)

各大学の「カレッジ・レディネス」は示されているか APに基づき、全ての入試区分で『学力の3要素』を問う  現状入学者選抜改革はどこまで進んだのか。結論から言うと今回のテーマである入学者選抜改革について...

高校で進む教育改革、受け入れる側の大学の準備はできているか(カレッジマネジメント Vol.213 Nov.-Dec.2018)

  高校・大学・入学者選抜を一体的に変えようとする高大接続改革が進んできている。2021年度入学者に向けた、大学入試改革ばかりに注目が集まっているが、本質的には大きな教育改革である。その中の肝が高校の...

募集力の源泉となる大学ブランド力形成(カレッジマネジメント Vol.212 Sep.-Oct.2018)

ブランド戦略は「消費者志向」から「価値主導型」へ   企業は、従来よりマーケティング戦略の一環としてブランド戦略に取り組んできた。ブランドとは、製品やサービスの提供、広報など、あらゆる法人の活動全般(...

「本学ならではの価値」の明確化が生き残りのカギに(カレッジマネジメント Vol.211 Jul.-Aug.2018)

 2012年発行のカレッジマネジメント175号で、『2020年、そのとき大学は』を特集し、大きな反響を頂いた。 この特集では、再び18歳人口が減少する、いわゆる“2018年問題”前後の状況を様々な観点...

人生100年時代の社会人教育(カレッジマネジメント Vol.210 May-Jun.2018)

時代の変化を見据え、学習者の立場に立ったサポートへの転換が重要に  働く人が主体的に学び、キャリア形成を支援する教育訓練給付制度が導入されたのが1998年。当時筆者は、社会人の学びをサポートするリクル...

学修成果の可視化に向けて(カレッジマネジメント Vol.209 Mar.-Apr.2018)

学修成果可視化は大学の信頼性確保に向けて求められる社会への説明責任  “学修成果の可視化”に向けての議論が始まっている。その背景を探ってみると、子育て支援、経済格差解消に向けての、教育費の無償化の議論...

小さくても強い大学の『理由』(カレッジマネジメント Vol.208 Jan.-Feb.2018)

 18歳人口が再び減少し始める、いわゆる「2018年問題」を目前にして、マーケット規模の縮小に向けた動きが激しくなってきた。大規模大学、あるいは東京23区の大学に学生が集中しているという現状を受け、大...

入学者選抜 改革はどこまで進んだか?(カレッジマネジメント Vol.207 Nov.-Dec.2017)

入学者選抜改革は教育改革 入学した学生の育成を同時に考えることが重要 入学者選抜改革は高校教育改革と連動   2012年中央教育審議会に高大接続特別部会が設置され、高校教育、大学教育、大学入学者選抜の...

進学ブランド力調査2017(カレッジマネジメント Vol.206 Sep.-Oct.2017)

  2008年から発表してきたリクルート「進学ブランド力調査」も、今回で10回目を迎えた。この調査は、「知名度」「興味度」「志願度」、そして50項目にもわたるイメージを高校生に聞いている。では、ブラン...

学部・学科トレンド2017(カレッジマネジメント Vol.205 Jul.-Aug.2017)

 法、商、経済、文、医、農、工、理など、大学の学部名称(学士の学位に付記する専攻分野名称の数)は、1991年までは29種類しかなかった。それが、設置基準の大綱化により、国際、環境、情報などを冠する名称...