戦略的意思決定を支えるIR(カレッジマネジメント Vol.189 Nov.-Dec.2014)
近年、IR(Institutional Research)という言葉を耳にする機会が増えている。この背景には、成熟市場である日本の大学において、高度な意思決定とスピードが求められていることがある。 各...
近年、IR(Institutional Research)という言葉を耳にする機会が増えている。この背景には、成熟市場である日本の大学において、高度な意思決定とスピードが求められていることがある。 各...
「高校生に聞いた進学ブランド力調査」は、2008年のリリースから数えて今年で7年目を迎えた。今年の調査結果から見えるポイントとして以下の3つがあげられる。 まず、「私立大学志向の回復の兆し」である。...
昨年の本誌180号特集「“学ぶ”と“働く”をつなぐ」では、編集部が想像していた以上の大きな反響をいただいた。厚生労働省の調査では、2010年3月に大学を卒業して就職した若者のうち、3人に1人(31.3...
日本の短期大学の学生数は1992年(平成4年)のピーク時には53万人在籍していたが、2013年(平成25年)には13.8万人と7割以上減少している。同様にこの間短期大学数も598校から360校と約4割...
何故、今大学入試制度の“転換”が求められているのだろうか。その背景には、「グローバル化」と「ユニバーサル化」の2つの大きな潮流がある。グローバル化を背景に、正解のない時代のなかでチャレンジできるイノ...
リクルートホールディングスでは、毎年各領域のトレンドを予測する「トレンド発表会」を開催しています。2013年1月、進学領域のトレンドキーワードとして私が発表したのが「グローバル人材育成の場としての『寮...
2008年に調査方法を現在の基準に統一してから、この『高校生から見た進学ブランド力調査』も6年目を迎えた。この調査は、3年生になったばかりの大学進学を希望する高校生に各大学の知名度、興味度、志願度を聞...
大学進学率が50%を超え、大学ユニバーサル化時代と言われている。さらに、短大や専門学校進学者を含めると、進学率は約80%に達する(過年度卒を含む)。今や高校卒業生のほとんどが進学する時代だ。そうした、...
就職が早々に決まる学生がいる一方、なかなか決まらない学生も少なくない。一体その違いは何なのだろうか。昨年、リクルートが初めてまとめた「就職白書2012」を分析、議論しているうちに、その違いは「就活以前...
企業では、マーケティング戦略のベースとして「プロダクトライフサイクル」という考え方があり、それぞれの時期(ステージ)において適切な戦略をとることが生き残りの鍵とされている。本誌では、大学の「商品ライン...
女子の大学進学者が増加している。1992年からの20年で、大学進学者数は12%増しているが、その内訳は男子が8%減なのに対し、女子は55%増となっている。最近、多くの大学から女子の進学者マーケットの動...
長引く不況により、世帯収入が減少している。厚生労働省は2011年国民生活基礎調査において、2010年の1世帯当たりの平均所得が538万円と前年比11万6000円(2.1%)減少したと発表した。23年ぶ...
2008年から毎年発表しているリクルート「進学ブランド力調査」が、今年で5回目を迎えた。高校生の進路意識は、リーマンショック後の2009年を境に徐々に変化している。それは、その後抜け出せない経済不況、...
1983年7月、リクルート『カレッジマネジメント』の第一号が創刊された。当時の社名は「日本リクルートセンター」。目次のトップは「減少し始めた私学助成の行方~“冬の時代”に何をなし得るか~」であり、文部...
高校が動いている。大学改革が声高に叫ばれるなか,この10数年,少しずつではあるが確実に高校は変化を遂げている。高校の種類は多様化し,総合学科が生まれ,職業高校は専門高校になり,ひとことで高校といっても...
リーダー待望論が高まっている。失われた20年を経て,IT化・グローバル化の急速な進展により,私たちを取り巻く環境は大きく変化している。加えて,昨年の東日本大震災後,現場の臨機応変な対応に対し,リーダー...
2008年5月に発行した本誌150号で,「5年目を迎えた大学評価」を特集した。当時,私自身がまとめた記事を振り返ってみると,2004年の評価開始から5年目で, “大学の4割が評価を終えた”と記している...
リクルートでは,高校生の進路選択行動の変化を把握するために,2年ごとに大規模調査「進学センサス」を実施している。前回2009年調査では,私立大学でAO・推薦入試が過半数を占めるようになり,それに伴う進...
今年も高校生から見た「進学ブランド力調査2011」をご報告する。先日発表された学校基本調査(速報)によると,日本の大学数は昨年より2校増加して780校。1992年,18歳人口が205万人でピークだった...
前号から2号にわたってグローバル人材をどう育成するかを特集する。今号では,特にグローバル化の大きな影響を受けている企業の人材ニーズの変化と,激動するアジアの動向に注目して特集を企画した。 企業の人材ニ...
高等教育の専門誌