【都道府県別:関東・甲信越】18歳人口・進学率・残留率の推移 2014年

■リポート全体はこちらから →PDF

リポートの概要

北関東エリア
■18歳人口の推移

・北関東全体では、2013年から2014年で7.0万人→6.7万人に減少、2020年までは6.7万人前でほぼ横ばい傾向だが、2021年以降減少に転じ、2024年には6.0万人となる。(2013年と比較して1万人減、15.0%減)
・18歳人口の減少幅は、全国のトレンドとほぼ同じ推移。
・都道府県別に2024年までの推移をみると、茨城県の減少率が最も高く(16.9%減)、次いで群馬(15.0%減)、栃木(12.0%減)と続く。

■進学者数・進学率・残留率の推移
・北関東全体では、2013年の進学率は大学46.3%、短期大学4.4%、専修学校18.6%。経年で見ると、大学は2010年の48.1%をピークに減少。短大も継続して減少傾向。一方、専修学校は2009年に15.6%まで減少したもののその後上昇している。
・2013年の残留率は大学23.1%、短大60.8%。2004年と比較すると3ポイント前後増加している。

南関東エリア
■18歳人口の推移

・南関東全体では、2013年から2014年で30.8万人→29.8万人に減少、以降増加傾向で2017年には2013年並みに戻る。しかし、 2018年以降1~2%、2021年以降2~3%のペースで減少に転じ、2024年には28.2万人となる。(2013年と比較して2.5万人減、8.2%減)
・全国と比較した18歳人口の減少幅は、2014年まではほぼ同じ推移だが、2015年以降は全国を下回り、全国よりも緩やかなペースで減少することがわかる。
・都道府県別に2024年までの推移をみると、東京の減少率が最も高く(10.9%減)、次いで埼玉(9.9%減)、千葉(7.5%減)、神奈川(3.6%減)と続く。

■進学者数・進学率・残留率の推移
・南関東全体では、2013年の進学率は大学56.0%、短期大学4.0%、専修学校15.6%と、大学進学率が高い(全国平均47.4%)。経年で見ると、大学は大幅な増加傾向で、10年で14.1%の増加。専修学校も2009年に12.8%まで減少したもののその後上昇している。一方、短大は継続して減少傾向である。
・2013年の残留率は大学48.0%、短大60.6%。2004年と比較すると大学は微増、短大は増加している。

甲信越エリア
■18歳人口の推移

・甲信越全体では、2014年に5.5万人→5.3万人に減少、 2015年以降1~2%、2021年以降2~3%のペースで減少に転じ、2024年には4.4万人となる。(2013年と比較して1.1万人減、19.8%減)
・全国と比較した18歳人口の減少幅は全国を上回り、全国よりも速いペースで減少。
・都道府県別に2024年までの推移をみると、山梨の減少率が最も高く(23.3%減)、次いで新潟(21.2%減)、長野(16.9%減)と続く。

■進学者数・進学率・残留率の推移
・甲信越全体では、2013年の進学率は大学41.3%、短大6.9%、専修学校24.0%と、専修学校進学率が高い(全国平均17.0%)。経年で見ると、大学は2009年の43.4%をピークに減少。短大も継続して減少傾向。一方、専修学校は2009年に20.5%まで減少したもののその後上昇している。

■リポート全体はこちらから →PDF

(2014/7/24掲載)