【都道府県別:東北】18歳人口・進学率・残留率の推移 2014年
■リポート全体はこちらから →PDF
リポートの概要
■18歳人口の推移
・東北全体では、2013年から2014年に9.6万人→9.1万人に減少するが、以降減少傾向で2024年には7.2万人となる。(2013年と比較して2.4万人減、24.8%減)
・全国と比較した18歳人口の減少幅は、全国よりも大きく、全エリア中最も減少幅が大きい
・都道府県別に2024年までの推移をみると、青森の減少率が最も高く(30.6%減)、次いで秋田(30.3%減)、福島(28.5%減)、岩手(25.5%減)、山形(23.0%減)、宮城(15.6%減)と続く。
■進学者数・進学率・残留率の推移
・東北全体では、2013年の進学率は大学37.8%、短期大学5.5%、専修学校18.7%。大学は2010年まで増加傾向であったが以後横ばい、専修学校は2008年に16.2%まで減少したもののその後上昇している。一方、短大は継続して減少傾向である。2013年の残留率は大学33.7%、短大66.3%。
・青森県では、2013年の進学率は大学34.0%(全国44位)、短期大学6.3%、専修学校15.4%。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後微減、専修学校は2008年に14.5%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。2013年の残留率は大学35.1%、短大74.3%。
・岩手県では、2013年の進学率は大学33.8%(全国45位)、短期大学5.8%、専修学校21.3%(全国7位)。経年で見ると、大学は2012年まで増加傾向であったが以後微減、専修学校は2009年に18.6%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。2013年の残留率は大学27.7%、短大59.5%。
・秋田県では、2013年の進学率は大学35.6%、短期大学7.1%(全国9位)、専修学校18.4%。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少。専修学校は2008年に15.7%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。2013年の残留率は大学23.5%、短大59.4%。
・宮城県では、2013年の進学率は大学44.1%、短期大学3.6%(全国44位)、専修学校17.7%。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後微減そして2013年で増加、専修学校は2009年に13.9%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。2013年の残留率は大学57.6%(全国5位)、短大72.6%。
・山形県では、2013年の進学率は大学37.9%、短期大学5.8%、専修学校19.2%。経年で見ると、大学は2012年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年に18.1%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。2013年の残留率は大学18.9%、短大66.8%。
・福島県では、2013年の進学率は大学37.2%、短期大学5.6%、専修学校20.3%(全国10位)。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少、しかしその後増加傾向に転じている。専修学校は2008年に16.3%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。2013年の残留率は大学19.0%、短大63.7%。
■リポート全体はこちらから →PDF
(2014/8/27掲載)