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リポートの概要

■18歳人口の推移
・九州・沖縄エリア全体では、2013年から2014年に15.4万人→14.6万人に減少するが、以降減少傾向で2024年には13.3万人となる。（2013年と比較して2.1万人減、13.2％減）
・全国と比較した18歳人口の減少幅は、全国より大きい。
・都道府県別に2024年までの推移をみると、長崎の減少率が最も高く（23.1％減）、次いで佐賀（19.4%減）、熊本（16.7％減）、大分、宮崎、鹿児島（10.7％減）、福岡（10.3％減）、沖縄（7.9％）と続く。

■進学者数・進学率・残留率の推移
・九州・沖縄全体では、2013年の進学率は大学37.7％、短期大学5.8%、専修学校18.9％。大学は2010年、2011年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年に16.7％まで減少したもののその後上昇している。一方、短大は継続して減少傾向である。 2013年の残留率は大学46.3％、短大74.9％。
・福岡県では、2013年の進学率は大学44.6％、短期大学6.1%、専修学校15.9％。経年で見ると、大学は2011年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2008年に13.7％まで減少したもののその後上昇。短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学64.6％、短大93.2％。
・佐賀県では、2013年の進学率は大学35.2％、短期大学5.7%、専修学校17.8％。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年に13.8％まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向であったが2012年は増加、以後横ばい。 2013年の残留率は大学14.7％、短大63.7％。
・長崎県では、2013年の進学率は大学36.4％、短期大学4.5%、専修学校17.9％。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年に15.9％まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学34.1％、短大51.6％。
・熊本県では、2013年の進学率は大学37.5％、短期大学4.0%、専修学校19.1％。経年で見ると、専修学校は2008年に17.2％まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学45.4％、短大55.2％。
・大分県では、2013年の進学率は大学35.4％、短期大学8.2%、専修学校21.0％。経年で見ると、大学は2009年まで増加傾向であったが以後減少。専修学校は2009年に16.3％まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向であったが2013年は上昇。 2013年の残留率は大学22.3％、短大76.4％。
・宮崎県では、2013年の進学率は大学34.4％、短期大学6.1%、専修学校17.4％。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少。専修学校は2008年に16.4％まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向であったが2013年は上昇。 2013年の残留率は大学25.8％、短大57.8％。
・鹿児島県では、2013年の進学率は大学29.3％、短期大学8.2%、専修学校20.8％。経年で見ると、大学は2011年まで増加傾向であったが以後横ばい。専修学校は2008年、2009年に18.3％まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向であったが2013年は上昇。 2013年の残留率は大学32.4％、短大73.4％。
・沖縄県では、2013年の進学率は大学34.4％、短期大学3.5%、専修学校26.4％。経年で見ると、短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学56.2％、短大72.5％。

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（2014/9/25掲載）