【都道府県別:中国・四国】18歳人口・進学率・残留率の推移 2014年

■リポート全体はこちらから →PDF

リポートの概要

■18歳人口の推移
・中国エリア全体では、2013年から2014年に7.4万人→7.1万人に減少するが、以降減少傾向で2024年には6.4万人となる。四国エリア全体では、2013年から2014年に3.8万人→3.7万人に減少するが、以降減少傾向で2024年には3.2万人となる。(2013年と比較して0.6万人減、16.9%減) (2013年と比較して1.0万人減、14.1%減)
・中国エリアの全国と比較した18歳人口の減少幅は、全国とほぼ同トレンド。四国エリアは、減少幅が、全国よりも大きい。
・都道府県別に2024年までの推移をみると、中国エリアは島根の減少率が最も高く(19.7%減)、次いで鳥取(17.6%減)、山口(16.1%減)、岡山(13.1%減)、広島(11.7%減)と続く。四国エリアは徳島の減少率が最も高く(20.4%減)、次いで高知(19.8%減)、愛媛(16.9%減)、香川(12.0%減)と続く。

■進学者数・進学率・残留率の推移
・中国全体では、2013年の進学率は大学45.0%、短期大学6.0%、専修学校16.5%。大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年に14.9%まで減少したもののその後上昇している。一方、短大は継続して減少傾向である。 2013年の残留率は大学40.1%、短大63.0%。
・鳥取県では、2013年の進学率は大学32.8%、短期大学8.6%、専修学校17.6%。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年に17.4%まで減少したもののその後上昇。しかし2013年で再び減少している。短大は2012年から増加。 2013年の残留率は大学11.9%、短大47.3%。
・島根県では、2013年の進学率は大学37.2%、短期大学8.5%、専修学校23.2%。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年、2010年に20.1%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学16.6%、短大29.2%。
・岡山県では、2013年の進学率は大学44.6%、短期大学5.6%、専修学校16.5%。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少。専修学校は2009年に14.4%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学43.7%、短大84.7%。
・広島県では、2013年の進学率は大学55.0%、短期大学5.3%、専修学校13.7%。経年で見ると、専修学校は2009年に12.5%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学55.2%、短大70.7%。
・山口県では、2013年の進学率は大学35.4%、短期大学5.4%、専修学校17.8%。経年で見ると、専修学校は2009年に16.3%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学24.1%、短大54.2%。
・四国全体では、2013年の進学率は大学42.6%、短期大学5.8%、専修学校18.6%。大学は2011年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年に17.6%まで減少したもののその後上昇している。一方、短大は継続して減少傾向である。 2013年の残留率は大学27.2%、短大71.5%。
・徳島県では、2013年の進学率は大学45.0%、短期大学4.8%、専修学校17.3%。経年で見ると、大学は2011年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年に14.8%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向であったが2013年は増加。 2013年の残留率は大学37.4%、短大76.2%。
・香川県では、2013年の進学率は大学42.2%、短期大学5.8%、専修学校18.1%。経年で見ると、大学は2010年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2010年に15.6%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学17.5%、短大66.5%。
・愛媛県では、2013年の進学率は大学44.8%、短期大学6.1%、専修学校18.0%。経年で見ると、大学は2011年まで増加傾向であったが以後減少、専修学校は2009年に16.4%まで減少したもののその後上昇している。短大は減少傾向であったが2013年は増加。 2013年の残留率は大学32.4%、短大71.8%。
・高知県では、2013年の進学率は大学36.5%、短期大学6.2%、専修学校21.9%。経年で見ると、短大は減少傾向。 2013年の残留率は大学18.9%、短大73.0%。

■リポート全体はこちらから →PDF

(2014/9/25掲載)