18歳人口推移、大学・短大・専門学校進学率、地元残留率の動向 2016

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2015年に続き、文部科学省「学校基本調査」より受験マーケットに大きな影響を与える「18歳人口予測」「進学率推移」「地元残留率」について分析を行った。

リポートの概要

【将来予測 2016~2027年】
18歳人口予測 
P3~P8

・2016年119.8万人→2027年105万人(14.8万人減少)
・特に2019~2023年の5年間で10.4万人と大きく減少
・減少率が高いのは東北(2016年比78.8%)、減少数が大きいのは近畿(29279人減)

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【経過推移 2006~2015年 (地元残留率は2007~2016年)】
進学率(現役・過年度)の推移 
P9~P13
大学進学率(現役)

・2006年41.8%→2015年48.9%(7.1ポイント上昇)
・上昇率が高いのは、1位南関東(120.5)、2位北海道(118.7)、3位東北(118.5)※
・進学率が高いのは南関東、近畿、東海の三大都市圏
注)※の( )内の数値は、2006年を100としたときの2015年の指数

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短大進学率(現役)
・2006年7.1%→2015年5.2%(1.9ポイント低下)
・低下率が高いのは、1位南関東(64.4)、2位北関東(66.7)、3位近畿(67.0)※
・進学率が高いのは、北陸、甲信越、近畿、九州沖縄
注)※の( )内の数値は、2006年を100としたときの2015年の指数

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専門学校進学率(現役)
・2006年18.2%→2015年16.7%(1.5ポイント低下)
・ただし最も低下したのは2009年14.7%で、そこから徐々に回復
・低下率が高いのは、1位北陸・東海(88.7)、3位南関東(89.0)※
・進学率が高いのは、北海道、甲信越、九州沖縄
注)※の( )内の数値は、2006年を100としたときの2015年の指数

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地元残留率の推移 P14~P24

・大学進学者の地元残留率は、2007年42.1%→2016年43.7%(1.6ポイント上昇)
・短期大学進学者の地元残留率は、2007年64.6%→2016年69.0%(4.4ポイント上昇)
・2016年の大学進学者の残留率1位は愛知(71.4%)、短期大学進学者の残留率1位は福岡(92.7%)
注)※の( )内の数値は、2006年を100としたときの2015年の指数

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(2016/11/30掲載)