【都道府県別:九州沖縄】18歳人口・進学率・残留率の推移 2016年

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文部科学省学校基本調査より、受験マーケットに大きな影響を与える「18歳人口予測」「進学率推移」「地元残留率」について分析を行った。
今回は九州沖縄エリアについてのリポートとなる。

リポートの概要

【将来予測 2016~2027年】
18歳人口予測 
P2~P4

・2016年144,580人→2027年118,460人(26,120人減少)。
・減少率が高いのは、長崎県(2016年比較17.3%)、次いで佐賀県(2016年比較15.6%)。
・減少数が多いのも、長崎県 (14,269人→11,803人、2,466人減少)。

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※熊本=熊本地震の影響に配慮した対応(2016年8月4日 平成28年度学校基本調査(速報)報道発表より)
被害が甚大であった熊本県に所在する学校について、以下のとおり扱うこととした。
幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、専修学校及び各種学校については、提出期限を6月25日から8月25日に延長したため、速報に反映されていない。(対象年度:H30年~H39年)

【経過推移 2006~2015年】
進学者数・進学率・残留率(現役)の推移 
P5~P8
進学者数

・大学は、2006年52,439人→2015年51,063人(1,376人減少)と、2.6%減少。
・短期大学は、2006年10,216人→2015年7,696人(2,520人減少)と、24.7%減少。
・専門学校は、2006年30,036人→2015年24,248人(5,788人減少)と、19.3%減少。

進学率
・大学は、2006年34.0%→2015年39.1%(5.1ポイント上昇)。
・短期大学は、2006年6.6%→2015年5.9%(0.7ポイント低下)。
・専門学校は、2006年19.5%→2015年18.6%(0.9ポイント低下)。

残留率
・大学は、2006年45.8%→2015年46.1%(0.3ポイント上昇)。
・短期大学は、2006年70.1%→2015年74.8%(4.7ポイント上昇)。

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九州沖縄エリア概要(現役:県別) P9~P11

・県別に学校数、卒業者数、進学者数、進学率、残留率、人口流出先、人口流入元をまとめた(詳細はPDF参照)。

(2017/01/16掲載)