18歳人口推移、大学・短大・専門学校進学率、地元残留率の動向 2017
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文部科学省「学校基本調査」より受験マーケットに大きな影響を与える「18歳人口予測」「進学率推移」「地元残留率」について分析を行った。
リポートの概要
【将来予測 2017~2028年】
18歳人口予測 P3~P8
・2017年118.0万人→2028年106.6万人(11.4万人減少)
・特に2019~2023年の5年間で10.4万人と大きく減少
・減少率が高いのは東北(2017年比80.6%)、減少数が大きいのは近畿(25555人減)
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【経過推移 2007~2016年 (地元残留率は2008~2017年)】
進学率(現役・過年度)の推移 P9~P14
大学進学率(現役)
・2007年44.1%→2016年49.3%(5.2ポイント上昇)
・上昇率が高いのは、1位北海道(118.5)、2位東北(115.0)、3位南関東(113.6)※
・進学率が高いのは南関東、近畿、東海の三大都市圏
注)※の( )内の数値は、2007年を100としたときの2016年の指数
短大進学率(現役)
・2007年6.7%→2016年5.0%(1.7ポイント低下)
・低下率が高いのは、1位南関東(64.3)、2位近畿(68.3)、3位中国(69.9)※
・進学率が高いのは、北陸、甲信越、近畿、九州沖縄
注)※の( )内の数値は、2007年を100としたときの2016年の指数
専門学校進学率(現役)
・2007年16.8%→2016年16.3%(0.5ポイント低下)
・ただし最も低下したのは2009年14.7%で、そこから徐々に回復
・低下率が高いのは、1位北陸(92.5)、2位北関東(95.1)、3位東北(95.6)※
・進学率が高いのは、甲信越、北海道、九州沖縄
注)※の( )内の数値は、2007年を100としたときの2016年の指数
地元残留率の推移 P15~P25
・大学進学者の地元残留率は、2008年42.4%→2017年44.1%(1.7ポイント上昇)
・短期大学進学者の地元残留率は、2008年65.2%→2017年69.6%(4.4ポイント上昇)
・2017年の大学進学者の残留率1位は愛知(72.0%)、短期大学進学者の残留率1位は福岡(92.2%)
注)※の( )内の数値は、2007年を100としたときの2016年の指数
(2017/11/30掲載)