【No.433】キャリアガイダンス最新号発行!自分の枠を「超える」学び~非連続な成長を引き出す5つの越境~
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教員ライフ応援メールマガジン
『キャリアガイダンス@メール』 No.433
http://souken.shingakunet.com/publication/careerguidance/vol440202112-b525.html
2021/12/8(水)
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1 キャリアガイダンス最新Vol.440発行!
自分の枠を「超える」学び ~非連続な成長を引き出す5つの越境~
2 キャリアガイダンス12月号【別冊特集】のご紹介
3 専門学校トップインタビュー 西東京調理師専門学校 校長 住川啓子氏
4 教育関連イベント情報 ~イベント情報募集中です~
5 編集後記『進路選択』(高尾)
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27歳のとき、転職活動中にアルバイトをしていたときのこと。色々な世代、バックボーンの人たち
と仕事をするなかで、さまざまな生き方・経験・考え方に触れ、自分のなかの「当たり前」が音を立て
て崩れるような感覚がありました。あれはまさに「越境」の経験だったと思います。
「越境」というキーワードを聞いて、皆さんはどんなイメージが思い浮かびますか?(松村)
【1】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
キャリアガイダンス最新Vol.440発行!
<特集> 自分の枠を「超える」学び ~非連続な成長を引き出す5つの越境~
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コロナ禍や度重なる自然災害、待ったなしの環境問題、急激なデジタル化などによって
社会全体でこれまでの“当たり前”が揺さぶられ、問い直されている、今。政府も企業も学校も、
そして生徒たちも、“従来通り”が通用せず正解もない中で、初めてのことや新しいやり方に
取り組む経験を経て、困難や不安と同時に、変化の兆しも感じ取っているのではないでしょうか。
本特集では、そんな高校生が、自分の当たり前の「枠」に気づき、そこから1歩踏み出す
ことで、これまでになかった見方・考え方・価値観を知り、自分の考えが変わったり
好奇心が刺激され次のチャレンジへの意欲につながっていく、そんな「越境」経験を、
教育活動の5つのシーンで事例と共にご紹介しています。また、その経験の中で一人でも
多くの生徒が成長モードに入っていける、そのための工夫や先生の関わりについても
紐解いていければと考えています。
やったことがない新しいこと、成功する確証がないことに対しても1歩踏み出し
苦労や葛藤に向き合いながら活路を探ることができる。そんな力を生徒につけたいと
願っている、多くの先生方のヒントになれば幸いです。
ぜひお読みいただき、ご意見や感想をお聞かせください。
【Opening Message】「エンパシー」 ブレイディみかこ
高校生に経験して欲しい「越境」とは
◆知 の境界を越える:安藤昭子(編集工学研究所)/かえつ有明中・高校
◆教科 の境界を越える:中島さち子(STEAM教育者・数学者・音楽家)/
英理女子学院高校、八幡高校
◆ルール の境界を越える:両角達平(国立青少年教育振興機構)/
大槌高校、佐久長聖高校
◆同質性 の境界を越える:小沼大地(NPO法人クロスフィールズ)/倉敷高校
◆場所 の境界を越える:荒畦 悟(トビタテ!留学JAPAN) 杉浦太一(Inspire High)
郁文館グローバル高校、飯南高校
【インタビュー】越境がもたらす「第三の知」と、新たな関係性の構築
香川秀太(青山学院大学社会情報学部大学院ヒューマンイノベーションコース 准教授)
WEB版はコチラからご覧ください
→ http://souken.shingakunet.com/publication/careerguidance/vol440202112-b525.html
ご意見・ご感想をぜひ、こちらからお寄せください。
→ https://f.msgs.jp/webapp/form/20046_ardb_4/index.do
※各学校にも、校長先生、副校長・教頭先生、進路指導ご担当の先生方あてにお届け
させていただいておりますので、冊子でご覧になりたい方は校内でご確認ください
【2】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
キャリアガイダンスVol.440【別冊特集】のご紹介
生徒のエージェンシーを育む学びのあり方とは?/産業能率大学の事例紹介
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キャリアガイダンスの別冊特集では、進路指導に役立つ最新情報と大学の事例を紹介
しています。最新号Vol.440の別冊特集もぜひご覧ください!
【特集】自己肯定感、自己効力感を伸ばす教育の変革が求められている
多くの国際比較調査では、日本の子どもたちの心の幸福度や自己肯定感が各国に比べて低い
という傾向が報告されています。子どもたちの自己肯定感や自己効力感を伸ばすためには、
どのような教育が求められているのでしょうか。OECD Education2030プロジェクトで
打ち出された“エージェンシー”の概念も含めて、横浜創英中学・高校校長の工藤勇一先生に
お話を伺いました。
詳細はコチラ→ https://souken.shingakunet.com/secondary/.assets/2021_cg440_f2.pdf
【事例レポート】産業能率大学
大学教育においても、社会の担い手としての自覚と自信をもちエージェンシーを発揮
できる人を育成するための試みが始まっています。今回は、産業能率大学の探究を核とした
高大の接続を目指す未来構想方式の入試と、大学と社会との接続を射程に入れたマーケティ
ング・イニシアティブというプログラムについて、その内容と狙いを取材しました。
詳細はコチラ→ https://souken.shingakunet.com/secondary/.assets/2021_cg440_f3.pdf
【3】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
専門学校トップインタビュー 西東京調理師専門学校 校長 住川啓子氏
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西東京調理師専門学校 校長 住川啓子氏のインタビューを掲載しました。現場の第一線で
活躍するフードコーディネーターとして学生たちに伝えたいことや調理師育成にかける思いなど
を語っていただきました。
「妥協せず、頑張り抜く力をもって、広く、長く、社会に貢献できる調理師に
そして感性と応用力の高い料理人に育ってほしい」
~食文化の向上と発展に寄与する品格ある調理師の育成を~
教育理念「知(ち)」「技(ぎ)」「倫(りん)」「汗(かん)」には、私の父である本校の設置者田中啓介の
熱い思いが込められています。
戦後間もない1950年代、日本政府からの農業研修生として渡米し、カリフォルニアで3年間を過ごした
20代の田中啓介は、広大な土地と、想像をはるかに超える大規模な農場経営、敗戦国日本との生活レベルの
違いを目の当たりにしてカルチャーショックを受けました。
続きはこちら→ http://souken.shingakunet.com/secondary/2021/12/post-08f4.html
【4】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
教育関連イベント情報 ~イベント情報募集中です~
※申込み方法、締め切りは各Webページをご参照ください。
※コロナ禍で開催方法等変更になる場合がありますので、詳細は主催者にご確認ください。
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◆【オンライン/ワークショップ/無料】学び直そう!知識構成型ジグソー法
→ https://sites.google.com/view/alehime4thmeeting/new%E7%AC%AC%E5%9B%9E-%E4%BE%8B%E4%BC%9A
開催日:2021年12月11日(土)14:30~17:30
登壇者:飯盛聡士(広島城北中・高等学校 教諭)
寺崎仁樹(愛光中学・高等学校 教諭)
◆【オンライン/勉強会/有料】先生のためのSDGs勉強会
~「withコロナ」から「ポスト・コロナ」への新たなステップ~
→ https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11006264
開催日:2021年12月17日(金)19:00~20:30
登壇者:山藤旅聞(新渡戸文化中学・高校 教諭)
松倉紗野香(埼玉県立伊奈学園中学校 教諭)
◆【オンライン/シンポジウム/無料】未来へ向かう Nano World
日本が世界に誇る世界トップレベル研究拠点が,高校生・
一般向けのオンラインシンポジウムを開催。研究の最前線
を知り,醍醐味に触れ,科学の未来を覗いてみよう!
→ https://10th-wpisymposium-nanolsi.jp/
開催日:2021年12月18日(土)9:00~17:30
<午前の部>
登壇者:片岡一則(〈公財〉川崎市産業復興財団ナノ医療イノベーションセンター センター長)
谷口 尚(物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 拠点長)
高橋幸奈(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 准教授)
福間剛士(金沢大学 ナノ生命科学研究所 所長)
<午後の部>
スーパーサイエンスハイスクール生徒による口頭およびポスター発表会
◆【オンライン/セミナー/無料】非認知能力の評価と育成のノウハウ
→ https://www.zkai.co.jp/solutions/teacher/discovere_method/seminar_2112/
開催日:2021年12月18日(土)14:00~16:00
登壇者:北川達夫先生(星槎大学共生科学部 客員教授)
與口直樹((株)Z会ソリューションズ)
小林昭文((株)AL&AL研究所代表)
森 弘達(大妻中学高等学校 主幹)
中田大成(海城中学高等学校 校長特別補佐)
西村英明(海陽中等教育学校 校長)
◆【オンライン/キックオフ/無料】東京学芸大学 高校探究プロジェクト キックオフイベント
[瞳輝く学びの実装化-生徒のため,教師のため,未来のため-]
→ https://g-tanq.jp/
開催日:2021年12月19日(日)13:30~15:30
登壇者:水尾純子(湘南白百合学園中学・高等学校 教頭・広報部長)
前野文繁(北海道教育庁学校教育局高校教育課高校教育指導係 主査)
小倉直子(経済産業省商務・サービスグループサービス政策課/教育産業室 総括補佐)
長尾篤志(文部科学省初等中等教育局 主任視学官)
花岡正司(株式会社Z会中高事業本部指導部 教科主任)
◆【オンライン/講演/無料】河合塾オンラインイベント
「第2回 進路探究を考える会」
→ https://senseiportal.com/events/67014
開催日:2021年12月21日(火)16:30~18:00
登壇者:鈴木雅淑(旭川実業高校 進路指導部副部長)
◆【オンライン/公開ディスカッション/無料】第74回オンラインシンポ
「個別最適な学びと協働的な学びを実現するために~公開データワーキンググループ」
→ https://lot.or.jp/report/6732/
開催日:2021年12月22日(水)12:00~13:00
登壇者:浅野大介(経済産業省 商務・サービスグループサービス政策課長(兼)教育産業室長)
板倉 寛(文部科学省 初等中等教育局学校デジタル化プロジェクトチームリーダー)
桐生 崇(文部科学省 大臣官房文部科学戦略官・総合教育政策局教育DX推進室長)
吉田宏平(デジタル庁 統括官付参事官)
小木曽 稔(一般社団法人新経済連盟 渉外アドバイザー) 等
◆【オンライン/研究会/無料】日本生徒指導学会関東支部会第12回研究会
→ http://open.shonan.bunkyo.ac.jp/~arai/
開催日:2022年1月22日(土)13:00~16:00
登壇者:新井 肇(関西外国語大学外国語学部 教授)
相馬誠一(東京家政大学 名誉教授・東京家政大学大学院 客員教授)
市川美奈子(さいたま市立中学校 養護教諭)
山本志織(さいたま市立小学校 教頭)
会沢信彦(日本生徒指導学会関東支部会 代表/文教大学 教授)
◆【学校向け/研究助成/募集】公益財団法人パナソニック教育財団
2022年度(第48回)実践研究助成
→ http://www.pef.or.jp/school/grant/entry/?utm_source=202011&utm_medium=ict21&utm_campaign=48th-recruiting
応募締切:2022年1月14日(金)17:00
◇【生徒向け/募集】第4回Change Maker Awards
→ https://esibla.or.jp/change-maker-awards/
2021年12月14日(火)エントリー締切
◇【生徒向け/募集】第9回ナレッジイノベーションアワード
→ https://kc-i.jp/activity/award/innovation/2021/
2022年1月13日(木)エントリー締切
◇【生徒向け/募集】多言語・多文化交流「パフォーマンス合宿」 2022年春プログラム(オンライン第5回)
→ https://www.tjf.or.jp/information/9861/
2022年1月31日(月)募集締切
【5】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=-=-=-=-=-=-
編集後記『進路選択』(高尾)
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キャリアガイダンス最新号の進路指導ケーススタディ「将来を思い描けない生徒とどう向き合うか」
のタイトルを見て、自分の学生時代を思い出しました。
中学1年生の3学期末、担任の先生と1対1で進路について話す時間を設けられました。
「今後の中学校生活の過ごし方に関わってくるけど、どの高校に行きたいかもう決めてる?」
と聞かれ、「まだどんな高校があるのかもよく分かっていないし、将来の夢も決まっていないので、
どこの高校に決めたらいいのかも分かりません。何かになるためにこの高校に行って大学に行くみたいに
考えないといけないような気がしていて…」と答えたところ、
「そういう夢の話しはいいから、まずは目の前の勉強を一生懸命頑張ればいいのよ」
と言われました。
恐らく、勉強をしておけば視野も広がり選択肢も広がるよと伝えたかったのでしょうが、当時の私は
「あー。この気持ちを分かってくれないんだな。話しても意味ないや」と
完全に先生へ心を閉ざしてしまいました…
結果的に塾の先生にこの高校であれば好きな教科を伸ばせるよなど
県内外の様々な学校を紹介していただき、納得のいく高校を選ぶことができました。
高校の進路面談のときも「あなたは理系はやめた方がいい」「その仕事はあまり稼げないよ」など、
なんだか悲しくなるようなアドバイスが多く、記事のケースのようにもっと話しを聞いてくれたら
嬉しかったなーと思います。
進路については少し苦い思い出が多いですが、素敵な先生との思い出もたくさんありますよ!笑
私はキャリアガイダンスの制作には直接関わってはいない者ですが、最新号が出来上がるたびに
こんなに素敵な先生や学校がたくさんあるんだな。
私もこういう学校・先生のもとで、もう一度学生ライフを送ってみたい!といつもワクワクしながら
読んでいます。(高尾)
●進路指導ケーススタディ「将来を思い描けない生徒とどう向き合うか」へはこちらから
https://souken.shingakunet.com/secondary/.assets/2021_cg440_21.pdf
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次回『キャリアガイダンス@メール』は2021/12/22(水)配信予定です。
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編 集 長 : 赤土豪一
編 集 : 松村円香/高尾優希/林 知里/角田浩子
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編集・発行 : 株式会社リクルート
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