世界を変える、半径5mの身近な気づき_#01「高校生Ringって、何? 」

 リクルートが新しく学校向けに提供を始めた、アントレプレナーシップ・プログラム『高校生Ring』。
この連載では、『高校生Ring』を通じて生まれるすべての高校生の気づきを応援することを目的に、プログラム全体を解説していきます。

#01「高校生Ringって、何? 」

 近頃、「アントレプレナーシップ(起業家精神)」という言葉をよく耳にするようになってきました。
また、アントレプレナーシップ“教育”を小中学校や高校に裾野を広げて導入することも検討されており、注目を集めています。

 キャリアガイダンスでも、Vol.445にて「アントレプレナーシップとは何か?」と題し、アントレプレナーシップについて一から考えを深める特集を組んだところ、数多くの反響をいただきました。

世界を変える、半径5mの身近な気づき_01

 自分の人生を自分で切り拓いていくために必要なマインドや行動様式とも言える、アントレプレナーシップ。そんな力を育むためにリクルートが開発した教育プログラムが、『高校生Ring』です。

 『高校生Ring』で主に取り組むのは、半径5mの日常からアイデアの種をみつけて、ビジネスプランを考案すること。そもそも『Ring』とは、リクルート社内で40年以上にわたり続けられてきた新規事業提案制度であり、『ゼクシィ』や『スタディサプリ』など、これまでに多くの事業が生み出されてきました。

 その哲学とノウハウを基に、高校生がアントレプレナーシップを身につける機会を提供したいと生まれたのが、『高校生Ring』なのです。

 感染症の世界的流行をはじめ、先の見通しが立てにくい時代です。このような時代だからこそ、自分の力で、自分の視点でビジネスを考えてみることが、興味や関心に気づくきっかけになるのではないか。

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 『高校生Ring』では、アントレプレナーシップを「自ら問いを立て行動し、変化を起こす力」と定義します。起業家や経営者を目指す高校生だけでなく、初めてビジネスに触れる高校生まで、誰もがアントレプレナーシップを養うことができるよう設計されています。

 2022年度は、全国23校の高校1〜3年生の、6,186名が参加。それぞれの高校で行われる学内審査を通過したチームは、リクルート社内で行われる2次審査に進みます。2次審査を通過した20チームには、新規事業開発などに携わる現役のリクルート社員がメンターとして加わり、ビジネスアイデアをより具体的にする過程を支援。

 より磨き上げられたプランは3次審査へと進み、そこから選ばれた5組のファイナリストは、2023年1月に都内で開催された最終審査会『高校生Ring AWARD 2022』に臨みました。

 最終審査会「高校生Ring AWARD 2022」当日の様子は下記から視聴いただけます。ぜひご覧ください!

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\CHECK/
【リクルート】高校生Ring AWARD 2022 アントレプレナーシップ・プログラム #5 ~最終審査編~

 さて、今年度も『高校生Ring』のプログラムがはじまりました!
次回は、高校生Ringがテーマに掲げる「アントレプレナーシップ」について深掘りつつ、より多くの参加が見込まれる今年度の取り組みをお伝えいたします。