【No.330】半歩先の教育のカタチを考える Manabi Mirai Meeting 2017開催
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教員ライフ応援メールマガジン
『キャリアガイダンス@メール』 No.330
http://souken.shingakunet.com/career_g/
2017/8/9(水)
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1 半歩先の教育のカタチを考える Manabi Mirai Meeting 2017開催
2 キャリアガイダンス7月号 読者アンケートのお願い
3 キャリアガイダンス バックナンバーのご紹介
4 教育関連イベント情報
5 キャリアガイダンス編集長・編集顧問の講演スケジュール
6 Facebookページのご案内
7 編集後記「見えざる聞こえざる」(増田)
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生徒の強みを活かすか、それとも弱みを克服させるか。先日参加させていただいた「箱根進路指導
サミット2017」のワークショップの議題でした。先生方は事前にレポートを提出され、活発な議論が
行われていました。個人的には企業人としては「強みを伸ばす」のがセオリーだと考えていましたが、
議論を聞いているうちに、新たな思いが浮かびました。続きは編集後記にて。(増田)
【1】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
【速報】半歩先の教育のカタチを考える
Manabi Mirai Meeting 2017開催 byスタディサプリ
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これから私たちの生活に確実に訪れるさまざまな領域におけるシフト。正解が失われていく世界
において、それでも自分らしく世界を駆けぬけていけるように、私たちは高校生たちに、これから
どのように向き合っていくべきか。
文科省が提示する教育変革の本質や、半歩先の未来に向けた学び方・進路の描き方について、
新進気鋭のスピーカーからそのヒントを学び、参加者全員で考える場を目指します。
開催日:2017年9月23日(土・祝)12:00~18:30
会 場:東京 グラントウキョウサウスタワー41F(リクルート本社オフィス)
登壇者:鈴木 寛氏(文部科学大臣補佐官、東京大学教授、慶応義塾大学教授)
冨山和彦氏(株式会社経営共創基盤 代表取締役CEO)
藤原和博氏(奈良市立一条高校校長 教育改革実践家)
山口文洋(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 代表取締役社長)
申込み:https://rec.fofa.jp/study/a.p/126/
参加費:無料
※次号のメルマガにてさらに詳しくご案内させていただきます!
【2】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
キャリアガイダンス7月号 読者アンケートのお願い
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キャリアガイダンス7月号、「変わる大学入学者選抜 何を問うか、どう育むか。」もうご覧いただ
けましたでしょうか?
いつもは高校の事例を多くお伝えしていますが、この号では新しい入学者選抜に先駆けて新入試を
行う大学や、中学校の事例(ザビエルを例にした思考コードの話など)を多くご紹介させていただ
きました。
今後の誌面づくりの参考に、ぜひ忌憚なきご意見をいただければ幸いです。
(編集者にとっては、良くも悪くも反応があることが大変ありがたいことでして)
アンケート回答はこちらから
→ https://f.msgs.jp/webapp/form/20046_ardb_1/index.do
(回答期限 8月13日(日))
【3】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
キャリアガイダンス バックナンバーのご紹介
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キャリアガイダンスのバックナンバーは以下のURLからご覧いただけます。
→ http://souken.shingakunet.com/career_g/career_g/
一つ一つの記事もPDF化していますので、個別にご覧いただくことができます。
例えばコチラ、今年度非常に多くの反響をいただきました「多様性」特集の記事。
【キャリアガイダンスVol.417 「多様性」で拓く 生徒の未来】
これからの社会でなぜ「多様性」が求められるのか
→ https://souken.movabletype.io/secondary/.assets/2017_cg417_5.pdf
読者アンケートでも多くのコメントをいただきました。
<読者コメント抜粋>
●京都大学の塩瀬先生が「みんなが生き生きしていたはずなのに、次第に偏差値
という一つの物差しだけで順序がつけられるように感じて、自己肯定できなくなる
生徒がいることは残念です。」に共感しました。学歴や大卒でもどこの大学を出た
のか、いろいろなブランドや競争力のある大学を出ることが目標になり、進学が人
生を決めるという価値観で育ってきた人が今の教員であるので、まず教員である私
たちが大きく考え方を変える必要性を感じました。
多様な働き方の紹介から働き方の変化を感じ、多様な学校の紹介から学びの変化を
感じました。
●「多様性」で拓く生徒の未来を読んで、共感を覚えましたが、実際のところ、学校
教育の現場は、多様性を大切にすると謳いながら、多様性を認めたがらない部分が
まだまだ多いのではないでしょうか。「管理」する側に回ろうとする「習性」のよ
うなものが根強いように思います。正直なところ、そのほうが「楽」ですから。
それ以前に、教員自身が「管理」されているのですから、仕方のないことかもしれ
ませんが・・・・・・。
●今号のテーマである”多様性”という言葉は、最近よく耳にする。多様性というの
は文字通り多様であるため、以前から焦点を絞りにくいと感じていた。今回の塩瀬
准教授の文を読んで、物事を多面的多面的に捉えたり、違った視点からの考え方を
受け止める力がないと、これからの社会では通用しないことを教えていただいた。
私自身苦手な部分なので、これから奮起して学んで行かなければならないと感じた。
●多様性を楽しむという考え方が印象に残りました。
●インクルーシブ教育と同じように、多様性をマイノリティとして受け入れるのでは
なく、一人一人の個性としてリスペクトし、積極的に受け入れるというインクルー
シブデザインの考え方が印象に残りました。
●もはや多様性は避けて通れないものです。同じクラスにきても、自分と違うグルー
プの人をなかなか受け入れることができない生徒の多い学校だからこそ、こういう
話題をあえて取り上げ、生徒自身、他人も自分も認めることが必要だということを
伝えたいです。また、授業においてもより一層の工夫が必要だと感じました。
●塩瀬教授の文中に、「アクティブラーニングは、多様性を活かす力を育てる手段と
なっている」との言葉があった。アクティブラーニングの方法論を取り上げた本は
たくさんあるが、このように、その有用性をあげているものは少ないと思うので、
今後もこのような特集をお願いしたい。
●グローバル、多様性とよく言われますが、正直何がどう変わって、どんな多様性が
必要なのかわかりませんでしたが、今号を読んで、なるほどと合点した部分が多く、
多様な人間の存在を感じ、その中で今後どう生きていかなければならないかを改め
て考えることが出来ました。
「電子ブック」または「PDF」にてご覧いただけ、職員会議や研修、保護者会など、ご自由に出力
してご利用いただけます。
(ご利用いただく際は、編集部までご一報いただければ幸いです!)
【4】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
教育関連イベント情報
キャリア教育や進路指導に関する教育関連イベントをご紹介いたします。
各大会、セミナーのお申し込みは、各団体へ直接お問い合わせ下さい。
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◆【大阪・熊本】高校教員向け教育セミナー …産業能率大学
→ http://www.sanno.ac.jp/exam/teachers/
開催日:大阪2017年8月20日(日) 11:00~18:00
熊本2017年8月27日(日) 11:00~18:00
内 容:講演・授業体験
登壇者
大 阪:渡邉久暢先生(福井県立若狭高等学校)
宮北純宏先生(西大和学園高等学校)
郷地倫秀先生(関西大倉高等学校) 等
熊 本:下町壽男先生(岩手県立花巻北高等学校 校長)
大村勝久先生(静岡県立浜松北高等学校)
苫野一徳先生(熊本大学 教育学部 准教授) 等
参加費:有料 Webサイトにてそれぞれご確認ください
申込み:Webサイト参照
◆【産能大熊本フォーラムタイアップ】授業実践交流会 ~パッシブラーナーから自律的学習者へ~
…アクティブラーニング型授業研究会くまもと
→ http://kokucheese.com/event/index/477367
開催日:2017年8月26日(土)15:00~18:00
会 場:熊本 熊本学園大学付属高校
内 容:産能大フォーラムのために熊本入りした全国各地の実践者との交流の場となることをねらいとし、
以下のワークショップを行う。初参加者歓迎。
(1) 参加者相互に授業実践を共有するワークショップ
(2) ワークショップの成果をグラフィックを用いて可視化する
(3) 明日からの実践につなげるアクションプランの作成
申込み:Webサイトより
参加費:1,000円
◆【8月21日(月)締切】平成29年度 文教大学高大連携(教員間交流プログラム)
→ http://www.bunkyo.ac.jp/news/info/20170718-01.html
開催日:2017年8月23日(水)
会 場:神奈川 文教大学湘南校舎
内 容:【午前開催】「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)による
『学修力』向上を目指したキャリア教育のあり方」研修講座・討論会
話題提供者:キャリアガイダンス編集顧問 角田浩子
静岡県立韮山高校 教諭 鈴木映司氏
神奈川県立茅ケ崎西浜高校 教諭 鎌田高徳氏
神奈川県立藤沢清流高校 総括教諭 小島昭彦氏
文教大学経営学部 教授 新井立夫氏
【午後開催】「推進される主体的・対話的で深い学びによる『キャリア教育』充実のための方策」
~望ましい勤労観・職業観を培うキャリア教育及び人材育成について~ 」
株式会社マイナビ 教育研修事業部開発部部長 土屋裕介氏
ハイテクメイト湘南 会長 森田雅己氏
神奈川県立平塚商業高等学校 総括教諭 穂田智範氏
東京都高等学校進路指導協議会 事務局長 浦部ひとみ氏
文教大学経営学部 教授 新井立夫氏
申込み:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScihW5HnbHzdtli0JM4D5ROSRXMYBPPNhkvglzSiFYFOfumJg/viewform
◆金銭基礎教育プログラム「MoneyConnectionR講師養成講座」 …育て上げネット
→ http://www.kokuchpro.com/event/tokyo1/
開催日:【基礎編】2017年9月16日(土)10:00~17:00
【実践編】2017年9月17日(日)10:00~17:00
会 場:東京 あすか会議室(神田)
内 容:基本編は学校現場などでプログラムを運営するために必要な情報を。
実践編はMoneyConnection(R)事務局認定の登録講師として活動を希望される方向けプログラム。
申込み:Webサイトより
受講料:32,400円
備 考:大阪開催あり( http://www.kokuchpro.com/event/osaka2/ )
※告知を希望される公開授業・発表会・イベント情報がございましたら、
編集部( career@r.recruit.co.jp ) までご連絡ください。
※すべてご紹介できる訳ではありませんので、予めご了承くださいませ。
【5】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
【更新】キャリアガイダンス編集長・編集顧問の講演スケジュール
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今後の講演予定をお知らせしております。
編集長:山下 http://souken.shingakunet.com/career_g/2016/10/20161012-b780.html
編集顧問:角田 http://souken.shingakunet.com/career_g/2016/10/20161012-0622.html
【6】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
リクルート進学総研Facebookのご案内
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『キャリアガイダンス』を発行するリクルート進学総研では、Facebookページを運用しています。
小誌の取材裏話や、カレッジマネジメント編集部からの大学最新情報、各種調査の速報など、、、
最近比較的積極的に発信しております^^
よろしければフォロー(いいね!)お願いいたします。
→ https://www.facebook.com/recruit.shingakusouken/
【7】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
編集後記「見えざる聞こえざる」(増田) ※編集前記つづき
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「生徒の強みを活かすか、それとも弱みを克服させるか」、そんな先生方のワークショップを見学
していると、以前参加した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク( http://www.dialoginthedark.com/did/ )」
という取り組みを思い出しました。
みなさんはこのダイアログ・イン・ザ・ダークをご存じでしょうか?
完全に光を遮断し、目を開けていても閉じていても全く変わらない、まさに真っ暗な空間で、
暗闇のエキスパートである視覚障がい者のアテンドで中を探検し、様々なシーンを体験する取り組み
です。これまであたりまえのように用いてきた「視覚」という強みは全く失われ、当然何も見えず、
声や前を行く人の背中を頼りに、よちよち歩きでおっかなびっくり進んでいきます。
しかし、しばらく時間がたつと、ある変化が訪れます。
目が暗闇に慣れてきて、少し見えるようになる…ということはなく、(まさに真っ暗なので!)
逆に、聴覚、触覚、嗅覚が鋭敏になっていくのがわかります。
どの方向から声をかけられているのか、触れているテーブルがどんな形なのか、暗闇で出される
コーヒーが、いかに強い香りを放っているのか。
弱みが強みを際立たせる。むしろ、「圧倒的な弱み」が強みを引き起こす、でしょうか?
苦手の英語を伸ばすのか、それとも「全く言葉の通じない相手にわが町の魅力を伝えるには?」と
思考させてみるのか。どちらにも生徒の成長の可能性がありそうです。
実は先日このダイアログ・イン・ザ・ダークの後継である、ダイアログ・イン・サイレンスにも
参加してきました。こちらは全くの無音の空間で、聴覚障がい者のアテンドでさまざまな体験をします。
( https://www.dialogue-in-silence.jp/ )
そしてこちらも気づきが満載で、編集後記のタイトルも「見えざる聞こえざる」にしてみたのですが、
もう長くなりましたので、この話は大変残念ですがまたの機会に!(増田)
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次回『キャリアガイダンス@メール』は8/23(水)配信予定です。
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編 集 長 : 山下 真司
編 集 : 増田 円
制 作 : 石渡 あゆみ/沖崎 茜
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