辻先生の、キャリアガイダンス編集部 留学日記
#3「オンライン会議」

静岡県の公立高校から、民間研修でキャリアガイダンス編集部に来られた辻先生。
編集部メンバーとして任務にあたる中で、感じたことや気づいたことを綴っていただきます。

辻先生の、キャリアガイダンス編集部 留学日記

#3「オンライン会議」

 春から研修で民間企業に出向している。すべてがドラマの世界だ。

 会議は基本、オンラインで行う。会社でオンライン会議を行う場合、オンラインMTG(ミーティング)ブースを予約することから始まる。MTGブースは防音になっている個室だ。パソコンで予約し、会議時間になったら入室して借りる。

 何十回もオンライン会議で顔を合わせているが、チームのメンバーにはあまり会ったことはない。実際に会うと私はとても嬉しく、親近感が増す。実際まだ会ったことがないスタッフも何人もいる。先日表彰式があった。オンライン表彰で参加人数は300人だった。全従業員数は約17,300人だそうだ。

 この日はキャリアガイダンスの記事の制作のため、テーマにそった特色を出している学校を探す。大学の先生や学校ホームページ、都道府県の教育委員会など様々なメディアを使って探すことが分かった。最も意外だったのは学校のホームページを細かく見ている。学校は、ホームページ作りに以前より力を入れるようになったが、編集部は研修内容まで目を光らせて探してくれていることが分かった。学校として、どんなことを行っているのか、外部に紹介する方法はいろいろあるが、実践していることをホームページに載せることも大切な広報であることを知った。

 色々なオンライン会議に出席することによって文科省の方や地域の教育に携わる方、他県の校長先生などの考えや取り組みを聞き、考え方を変えることができた。本来であれば行かなければいけないものが、どこにいても、いつでも情報や考え方を手に入れることができる。教育においてもできることからコツコツと実践していき、オンライン会議やオンラインの授業など新しいものを取り入れていきたい。


【Profile】
辻 泰範(つじ やすのり)静岡県出身の現役教師。大学卒業後、私立高校11年、県立高校6年勤務し、現在リクルートで民間研修中。担当教科は商業。商業教育に親しみを持って欲しく、商業の楽しさを伝えられるよう模索している。

編集部での取り組みに戻る