【SESSION】名城大学附属高校の新たな挑戦

名城大学附属高校の新たな挑戦

 志願者数において長年、愛知県の私立高校の中で常に上位に位置する、名城大学附属高校。大学進学実績も高く、人気校として知られますが、急速に進行する15歳人口の減少に備え、来年度、総合学科を募集停止し、教育内容を普通科に集約するなど、組織を再編します。そのうえで掲げるのが選択科目の拡充と、探究を核に据えたカリキュラム。令和元年から同校をリードする伊藤憲人校長は、「これまでの蓄積を体系化・合理化しただけ」と話しますが、背景にある思いや本音について、リクルートまなびDivision Vice Presidentの木村健太郎が迫ります。

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●プロフィール
伊藤憲人(いとうのりひと)●1969年生まれ。名古屋大学農学部卒業後、名城大学附属高校に赴任。教科は理科(化学)。教育開発部長、教頭、副校長などを経て、2019年より現職。学校法人名城大学 業務執行理事。

●プロフィール
木村健太郎(きむらけんたろう)●2002年リクルート入社。「ケイコとマナブ」営業、「フロム・エー」「タウンワーク」の商品企画と営業企画、「ゼクシィ」の営業企画マネジャーを経て、2014年から「スタディサプリ」へ。

取材・文/堀水潤一
撮影/平山 諭