高校生の生きてきた時代~何が彼らに影響を?
日常生活の様子から価値観を探る「高校生価値意識調査2012」。その結果の一部である、印象的な出来事と、景気の指標となる大卒求人倍率で、高校生世代が生きてきた時代を振り返ります。
出典:(印象に強く残っている出来事)リクルート「高校生価値意識調査2012」
調査方法:インターネット調査/調査対象:株式会社マクロミルのモニター会員のうち、2012年3月時点の高校生を対象にスクリーニング調査を実施し、右記の①もしくは②に該当した者を調査対象とした。①2012年4月現在、高校2年生、3年生で大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討している男女。②2012年4月現在、高校既卒者で、高校時代に大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討したことがある男女。/調査回収数:1239名/調査実施期間:2012年4月13日(金)~4月20日(金)
( 求人倍率)リクルート「ワークス大卒求人倍率調査」 ※求人倍率=求人総数/民間企業就職希望者数
1.印象に強く残っている出来事
長引く不況…暗いニュース目立つ
小学校時代は「アメリカ同時多発テロ」をトップに「鳥インフルエンザ流行」「新潟県中越地震」などが並び、衝撃的な映像に心を痛めた子どもたちも多いだろう。中学校時代も暗い事件が目立つ中、世界中が注目し期待感も高まった「オバマ氏当選」が上位に。高校時代トップの「東日本大震災」では、ボランティアや募金活動などを行う高校生の姿も報じられた。男女別の違いを見ると、男子は「リーマンショック」「政権交代」などの政治・経済分野、女子は「鳥インフルエンザ」「秋葉原殺傷事件」など日常の平穏を脅かす出来事が高めだ。こんな時代を生きてきた彼らの将来イメージやキャリア観はどうなっているのか。詳しい「価値意識調査結果」はウェブで紹介していく予定だ。
2.関連情報リンク
- 「高校生価値意識調査」…リクルート 進学総研
https://souken.shingakunet.com/research/2009/07/post-3863.html
- 「大卒求人倍率調査」…リクルート ワークス研究所