生徒が考える 未来と自分をつなげる授業(vol407.2015/5)
変化の激しい時代の中で、“生徒が未来と自分を考えてみる”“教師も未来を見据えた教育を
改めて考えてみる”そんな機会を作ってみたいと、実際に高校生の授業と、教師同士のワークショップを行ってみました。その全貌をご紹介します。
社会の変化を予測し、
どんな力をつけるか考える
生徒が自分の将来を考える際、想い描く未来に実感が持てず、漠然とした概念論で終始することがあるのではないだろうか。また、自分のやりたいことや向いていることから将来を考えることも多そうだ。
今回は「社会の変化」を具体的に考えることで未来社会を自ら予想し、その社会のなかで自分はどうありたいかを考える、「社会軸」からのキャリアデザインの授業開発とその試行を都高進進路学習部会にお願いした。総合的な学習の時間やLHRなどを使用し、2時間で完結する授業の展開を考えていただいた。
授業は、大きく2つの要素で構成。まずは、現実を踏まえたうえで「未来」を予測し、そのような社会に必要となる仕事とはどのようなものかを話し合う。その後、予測した未来を見据えた場合、自分が今何をすべきか考える。そんな2時間を、実際に高校1・2年生15人に体験してもらった。
変化の激しい時代の中で、“生徒が未来と自分を考えてみる”“教師も未来を見据えた教育を
改めて考えてみる”そんな機会を作ってみたいと、実際に高校生の授業と、
教師同士のワークショップを行ってみました。その全貌をご紹介します。