【No.359】教育トピック「教えて!総合的な探究の時間」

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 教員ライフ応援メールマガジン 

『キャリアガイダンス@メール』 No.359
  http://souken.shingakunet.com/career_g/
                            2018/10/24(水)
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--INDEX------------------------------------------------------------------------------

 1 教育トピック「教えて!総合的な探究の時間」
 2 キャリアガイダンス最新号「なぜ今、探究なのか?」読者アンケート
 3 大学入学共通テスト導入に向けた平成30年度試行調査(プレテスト)について
 4 教育関連イベント情報
 5 キャリアガイダンス編集長・編集顧問の講演スケジュール
 6 Facebookページのご案内
 7 ★新連載★三度の飯より本が好き。年間600冊読む横山北斗先生のおすすめ文庫 Vol.2
 8 編集後記「授業開発」(増田)

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 5年ほど前、聞くだけの一方通行的な企業研修ではなく、抽象的な課題に対して事前資料を読み、
レポートを書きあげ、それをグループで事前にシェアしておいた後に、議論を重ねる研修に参加しま
した。しかも毎月繰り返される。とても学びと気づきに溢れたものでした。
今思えば、AL的でもあり、探究的でもある研修だったように思います。さて、高校ではどこまで
「総合的な探究」を進めていけるのか、本誌も教育トピックも「探究」がテーマです!(増田)

【1】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 教育トピック「教えて!総合的な探究の時間」
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 来年度から移行措置が始まる高校の新学習指導要領では、これまでの「総合的な学習の時間」
(総合学習)を「総合的な探究の時間」(総合探究)として実施することになります。「探究」は、
各教科でも「古典探究」「日本史探究」などの科目が設けられるなど、今回の改訂で重視されている
ものでもあります。今後の総合探究を、どう考えればいいのでしょうか。

続きはコチラから → http://souken.shingakunet.com/career_g/2018/10/post-2468.html

【2】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
キャリアガイダンス最新号読者アンケート
 特集「なぜ今、探究なのか?」への感想、ありがとうございます!
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今月10日に発行いたしましたキャリアガイダンス最新号、お読みいただきましたでしょうか?
編集部では毎号、皆様からの読者アンケートを宝物のように読ませていただいておりますが、
先生によって注目されている記事やキーワードが異なり、非常に勉強になります。一部を
ご紹介させていただきますので、気になる記事がございましたらぜひチェックください!

●渋谷先生の「高校では自己と不可分な課題を自ら発見することが大切」という言葉が
 印象に残っています。次期学習指導要領での総合的な探究の時間や各教科での探究から
 ”探究”は一種のブームのようになろうとしているのかもしれませんが、やはり探究と
 キャリア教育とは切っても切り離せないものであり、だからこそ“キャリア”ガイダンス
 の特集が探究であるのだと感じました。扇の要としての探究をどう進めるのかが
 これからの学校の教育力を左右すると感じました。

●黒上晴夫さん、渋谷一典さんのお話し。
「探究は誰にも等しく求められる」「自校では無理などと思わずに、生徒の可能性を伸ばす
 取り組みを探究してほしい」と、生徒の可能性を信じることが根底にあると学んだ。
 つい「うちの学校では無理」と言ってしまいそうになるが、そう感じた時にこそ思い返したい。
 あと、ブックガイドも良かったです。

黒上先生記事「そもそも探究とは? なぜ探究が必要なのか?」
https://souken.movabletype.io/secondary/.assets/2018_cg424_5.pdf

渋谷調査官記事「新学習指導要領が示す、新たな探究の時間とは」
https://souken.movabletype.io/secondary/.assets/2018_cg424_6.pdf

「探究学習への進化に役立つBOOK GUIDE」
https://souken.movabletype.io/secondary/.assets/2018_cg424_14.pdf

●田村先生のカリキュラムマネジメントの考え方。なぜ「探究」なのか、という
 本号のテーマの核心であると思いました。

田村先生記事「カリキュラム・マネジメントの中核としての 総合的な探究の時間」
https://souken.movabletype.io/secondary/.assets/2018_cg424_11.pdf

●大分県立佐伯豊南高等学校の堂脇先生のエピソードが印象的。市役所や地元、東京との
 外部連携の際に、批判覚悟で「事前のストーリー」を用意せず飛び込んでいくこと。
 探究は、生徒だけでなく、大人もモヤモヤして試行錯誤しながら不透明な未来を
 考えていくことと、あらためて教えられた。

地域連携で脚本のない探究ができる「場所」や「チャンス」を提供
生徒が自分力を磨き、未来を切り拓く -佐伯豊南高校 実践事例-
https://souken.movabletype.io/secondary/.assets/2018_cg424_8.pdf

●「探求」記事において何回か「生徒に失敗させること」の必要性を説いていたのが
 印象的だった。教師が先回りして「転ばぬ先の杖」をついてしまいがちであることを
 自覚して、常に警鐘を鳴らしておく必要があると痛感した。

●大阪府では来年度から「総合的な探究」をスタートさせていかなければならないが、
 教員間の共通理解を得るために必要な記事が満載で、非常にタイムリーでよかった。
 職員研修で早速使います。

特集全体へはこちらから
http://souken.shingakunet.com/career_g/2018/10/vol424201810-df94.html

●探究は次号にも続くみたいで、期待しています。

→ はい、12月号はいよいよ探究の「実践編」。
  現在取材&執筆中ですので、ぜひ楽しみにお待ちください!

宜しければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
▼キャリアガイダンス 読者アンケート(回答期限:11月10日)
https://f.msgs.jp/webapp/form/20046_ardb_1/index.do

【3】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 お知らせ
  大学入学共通テスト導入に向けた平成30年度試行調査(プレテスト)について
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 大学入試センターより、2020年度からの「大学入学共通テスト」の実施に向けた
試行調査(プレテスト)の実施概況が、以下の通り発表されました。

独立行政法人大学入試センターでは、昨年度に行った試行調査(プレテスト)での
記述式・マーク式の問題の検証に加え、今年度は実施運営面を含めた総合的な検証
を行うため、平成30年11月10日(土)・11日(日)の日程で、大学入試センター
試験利用大学を会場として試行調査(プレテスト)を実施します。
◆大学入学共通テスト導入に向けた平成30年度試行調査(プレテスト)について
(平成30年10月24日)
http://r18.smp.ne.jp/u/No/1751993/AdwK1djdf40H_1362/751993_181024001.html

【4】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 教育関連イベント情報
  キャリア教育や進路指導に関する教育関連イベントをご紹介いたします。
  各大会、セミナーのお申し込みは、各団体へ直接お問い合わせ下さい。(敬称略)
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◆留学体験発表会 …トビタテ!留学JAPAN事務局
https://www.tobitate.mext.go.jp/news/detail.html?id=72
 開催日:下記参照
 内 容:派遣留学生の留学体験発表と観覧参加者との交流会
 参加費:無料
 申込み:Webサイトより
 <埼玉>10/27(土)13:00~17:30(芝浦工業大学 大宮キャンパス)
 <宮城>10/28(日)13:00~17:30(東北大学 川内キャンパス 講義棟A館)
 <愛知>11/3(土・祝)13:00~17:30(名古屋大学 東山キャンパス 全学教育棟A館)
 <大阪>11/4(日)13:00~17:30(公文教育研究会本社 公文教育会館 大阪市淀川区)
 <北海道>11/10(土)12:00~16:30(北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟)
 <福岡>11/11(日)13:00~17:30(九州大学 病院キャンパス 百年講堂)

◆【東京】「高校・大学教育の在り方」セミナー …文教大学経営学部
http://ur2.link/Mr6Q
 開催日:2018年10月27日(土)13:00~17:00
 会 場:シアター1010(センジュ)視聴覚室
 内 容:「アクティブ・スクール・マネジメント」として
 『入試改革、大学入学共通テストが分かる「高校・大学教育の在り方」セミナー』
 基調講演、討論会、グループディスカッション
 参加費:無料
 定 員:先着58名
 申込み:WEBサイトより

◆【宮城】チーム宮城学習会10月の陣 …チーム宮城
https://www.kokuchpro.com/event/32b16b1db716e8f5e0bdbb6c12c3dd84/
 開催日:2018年10月27日(土)16:30~19:00
 会 場:東北学院サテライトステーション
 内 容:勉強会「なぜ授業をAL型にしなければならないのか?」
 参加費:無料
 申込み:WEBサイトより(勉強会終了後に、懇親会を予定)

◆【東京】GLOBAL CAMPUS NAVI2018 …ヒューマンアカデミー
https://habs.athuman.com/fair/2018/
 開催日:2018年10月28日(日)10:00~16:00
 会 場:新宿NSビル3階会議室
 内 容:4技能の英語学習講演、ディスカッション大会、模擬授業。
     留学経験者への質疑、カナダ語学学校の校長がスカイプにて生出演など
 登壇者:米田謙三(関西学院千里国際中等部・高等部教諭、日本アクティブラーニング学会会長)
 対 象:中学・高校生、英語教諭、保護者
 申込み:Webサイトより

◆【香川】香川県立観音寺第一高等学校 公開授業研究会
http://www.kagawa-edu.jp/kanich01/index.php/news/archives/516
 開催日:2018年10月31日(水)
 内 容:「主体的で対話的な深い学びをめざして~授業を磨く~」
     研究授業、ふりかえり合評会、講演会
 登壇者:石井英真(京都大学大学院教育学研究科 准教授)
 申込み:Webサイトより(10月19日締切り)

◆【埼玉】大妻嵐山中学校高等学校公開授業研究会2018
http://www.otsuma-ranzan.ed.jp/info/1103_kokai/
 開催日:2018年11月3日(土・祝)
 会 場:大妻嵐山中学校高等学校
 内 容:公開授業、基調講演、意見交換会
 登壇者:溝上慎一(学校法人桐蔭学園理事長代理 桐蔭学園トランジションセンター所長・教授)
    佐々木宏(都立日野台高等学校)
    山崎正義(埼玉県立総合教育センター)
    関孝平(大妻中学校高等学校)
    小林光一(順天中学校高等学校)
    木村裕美(都立駒場高等学校)
    田邊則彦(大阪清教学園中学高等学校)
    三浦隆志(岡山県立林野高等学校)
    下町壽夫(岩手県立花巻北高等学校)
 参加費:無料
 申込み:http://www.otsuma-ranzan.ed.jp/1103kokai/
◆【広島】第8回 対話・探究・協働をキーワードに学びあう次世代教育へのSTEP …問い立てラボ(TTL)
http://toitate.livedoor.blog/archives/12183268.html
 開催日:2018年11月3日(土)14:30~18:00
 会 場:TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前8階
 内 容:講演会・ディスカッション
 登壇者:横田裕美(JTB)
     管 仕成(広島大学薬学部)
     田村 学(國學院大學教授)
 参加費:2000円(学生は無料)
 定 員:先着100名
 申込み:https://goo.gl/forms/ZiUoJVOfCJgk1dC12

◆【神奈川】アクティブラーニング 公開研究会 2018 …桐蔭学園
http://toin.ac.jp/al/public/
 開催日:2018年11月7日(水)12:30~16:30
 会 場:桐蔭学園中学校・高等学校(横浜市青葉区)
 内 容:公開授業・ワークショップ・講演会
 登壇者:福本徹(国立教育政策研究所)
     川妻篤史(桐蔭学園 教育企画室長・教務部次長)など
 参加費:無料
 定 員:120名(講演会・情報交換会は定員無し)
 申込み:Webサイトより

◆【大阪】大阪教育大学附属天王寺中学校・高校 第65回教育研究会
http://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/kenkyubu/kenkyukai/index.html
 開催日:2018年11月10日(土)9:30~16:30
 会 場:大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎
 内 容:「学びの自立をめざす評価の工夫と改善」~深い学びをめざす教科教育とその評価~
     公開授業、発表・協議・全体講演
 登壇者:荒瀬克己(大谷大学文学部教授)
 申込み:Webサイトより

◆【東京】日本生活科・総合的学習教育学会 第17回シンポジウム
https://seikatsu-sougou.org/symposium/
 開催日:2018年11月25日(日)13:00~17:00
 会 場:立教大学池袋キャンパス
 内 容:「生活科」から「総合的な探究の時間」まで、「探究」をキーワードに開催
     ふたば未来学園(福島・県立)の実践発表、卒業生とのセッション、
     「探究」をテーマにした意見交換が行われます。
 参加費:1000円
 申込み:事前申し込み不要

◆【静岡】学びのイノベーション「韮山サミット」 …Leaning Design Community
https://www.kokuchpro.com/event/7198c7030deaf3e3d6674780dce86d08/
 開催日:2018年12月1日(土)10:30~16:30(懇親会17:30~19:00)
 会 場:韮山高校(静岡県伊豆の国市)
 内 容:教育改革研が進む中、社会変化を読み解き現場での実践に落とし込む、
     トランスローカルな交流の機会に。基調講演、事例共有、ワークショップなど。
 登壇者:野本竜哉(Z会)
     大村勝久(静岡県立掛川西高校教諭)
     服部弘幸(岐阜県立郡上高校校長)
     溝上広樹(熊本県立熊本北高校教諭)など
 参加費:2000円
 申込み:Webサイトより 

◆【京都】京都大学総合博物館2018年度企画展/福井謙一博士生誕百年記念展示
 ノーベル賞化学者を育んだ教室
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0068.html
 開催日:2018年10月3日(水)~12月9日(日)
 会 場:京都大学総合博物館
 内 容:研究と思索を深めた京都大学の工業化学教室や燃料化学教室の歴史と系譜をひも解く
     理論化学の拠点形成を支えた最高峰の研究環境が整備されてきた経緯を知る
     (暗記科目でない化学の魅力を先生と生徒たちへ)
 入館料:一般400円/高校・大学生300円/小・中学生200円
 申込み:Webサイトより 

※告知を希望される公開授業・発表会・イベント情報がございましたら、
 編集部( career@r.recruit.co.jp ) までご連絡ください。
 ※すべてご紹介できる訳ではありませんので、予めご了承くださいませ。

【5】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
【更新】キャリアガイダンス編集長・編集顧問の講演スケジュール
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 今後の講演予定をお知らせしております。
  
   編集長:山下    http://souken.shingakunet.com/career_g/2016/10/20161012-b780.html
   編集顧問:角田   http://souken.shingakunet.com/career_g/2016/10/20161012-0622.html

【6】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 リクルート進学総研Facebookのご案内
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『キャリアガイダンス』を発行するリクルート進学総研では、Facebookページを運用しています。
小誌の取材裏話や、カレッジマネジメント編集部からの大学最新情報、各種調査の速報など、、、
最近比較的積極的に発信しております^^

よろしければフォロー(いいね!)お願いいたします。
https://www.facebook.com/recruit.shingakusouken/

【7】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 三度の飯より本が好き。年間600冊読む横山北斗先生のおすすめ文庫 Vol.2
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『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』
(ふろむだ著/ダイヤモンド社)

 あなたを誰かが評価するときに、あなたが誰かを評価するときに、無意識のうちに大きな影響を
及ぼしている「勘違いさせる力」、すなわち認知バイアスが引き起こす錯覚。
それが運や実力よりも人生を左右する大きな要因となっている現実を、具体例を挙げながら分かり
やすく解説してくれます。

タイトルはやや挑戦的ですが、内容はとても共感できるものです。
特に「実力だけで評価されないのは不公平だ」と不満を感じている人には強くオススメ。

人の評価を大きく左右する錯覚を意識的に活用するかどうか別として、誰しもの無意識下にあるそ
の存在を意識しておくことはとても大事です。人がどのような情報から人を判断・評価しているか
を伝えることで、生徒指導にも上手く活用できそうです。
(関東第一高校 横山北斗)

Amazon → https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AF%E3%80%81%E9%81%8B%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%82%E5%AE%9F%E5%8A%9B%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%82%E3%80%8C%E5%8B%98%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E5%8A%9B%E3%80%8D%E3%81%A7%E6%B1%BA%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B-%E3%81%B5%E3%82%8D%E3%82%80%E3%81%A0/dp/4478106347

【8】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 編集後記「授業開発」(増田)
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 22人の大学生と、授業開発をしています。アメリカだとかイギリス、フィンランドやドイツなど、
さまざまな国々に留学していた全国の学生とWeb会議とグループワークをしながら進めています。

海外への旅を通して、何が学べるのか。何に気づけるのか。国内ではなかなか得られない、海外
ならではのどんな経験・体験が、生徒を変えていくのか。
要するに、海外への旅が、どのようなキャリア教育になるのか、ということを考えられる授業。

当然単なる講義型の授業は想定しておらず、「教えるのではなく、考えて気づく」授業を目指して
おり、ある回では、参考資料として2014年に立命館宇治高校とキャリアガイダンス誌で共同開発
した「なぜ学ぶのか」の授業( http://souken.shingakunet.com/career_g/2016/09/post-8e41.html
を課題資料としてシェアし、気づきの共有なども行っていました。

すると、「実はそこに私、載ってる(掲載されてる)んですけど」と。(@_@;)

なんと、取材当時に高校生だった生徒が、大学生になり、海外留学を経て、自ら名乗りを挙げて、
中高校生向けの授業開発に参加してくれていたのです!

すごい偶然。すごい運命。よい授業をつくりたいですし、その過程も彼ら彼女らのよい経験に
なるといいなぁ。(増田)

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 次回『キャリアガイダンス@メール』は11/14(水)配信予定です。
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   編 集 長   : 山下真司
   編  集   : 増田 円
   制  作   : 林 知里/沖崎 茜/高尾優希
            http://souken.shingakunet.com/career_g/
   編  集   : 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
            http://www.recruit-mp.co.jp/
   発  行   : 株式会社リクルート
            http://recruit.co.jp