キャリアガイダンス vol.414 2016.10

「授業」で
社会を生きる力を育む

3人の教師が語る、私の授業観/次期学習指導要領が目指す 「社会に開かれた教育課程」の実現/社会につながる11の授業

編集長が語る 特集の見どころ

高校生活の大半の時間を過ごす「授業」。皆さんが生徒だった頃を少し思い出してみてください。印象に残っているのはどんな授業でしょうか?卒業して何年か経ち、授業で学んだことが生きて働くうえでどのように活きていますか?そして、教師となった今。先生方にとって「授業」とはどういうものでしょうか?

生徒のために、日々の授業実践を通じて大切にされているものは何でしょうか?

現在、中央教育審議会において、次期学習指導要領の審議が行われているのは既知のとおりだと思います。 先に公表されたこれまでの審議のまとめには、各学校段階、各教科等における改訂の具体的な方向性 が示され、今年(度)中には答申となる見込みです。その内容に通底しているものは、学校から社会への円滑なトランジションであり、必要となる資質・能力をどう育んでいくかが大切なメッセージです。

教室(学ぶ)と社会(働く)がつながり、教室から生徒の未来を描くことができるでしょうか。 授業改善の手法論が至るところで議論されています。教育改革の大きなうねりのなかで、これからの授業の 在り方が問われている証。「授業」という「時間」と「空間」は学校における 財産であり、今こそ見つめ直す時ではないでしょうか。

先生方の「授業観」こそが原点だと思います。

山下真司(本誌 編集長)

■特集

「授業」で社会を生きる力を育む

【Introduction】 3人の教師が語る、私の授業観

岩佐純巨先生(鈴鹿高校・三重・私立)
跡部弘美先生(福岡高校・福岡・県立)
高橋一也先生(工学院大学附属中学高校・東京・私立)

【Lecture】 次期学習指導要領が目指す「社会に開かれた教育課程」の実現

荒瀬克己(大谷大学 教授/中央教育審議会 教育課程部会委員)

【Report】社会につながる11の授業

【国語】 渡邉久暢先生(若狭高校)
【地理・歴史】 髙橋英路先生(米沢工業高校 定時制)
【政治・経済】 藤牧 朗先生(目黒学院高校)
【数学】 大村勝久先生(浜松北高校)
【生物】 遠藤直哉先生(福島高校)
【美術】 山崎仁嗣先生(膳所高校)
【保健】 小林光一先生(順天高校)
【英語】 江藤由布先生(近畿大学附属高校)
【家庭】 石川瑛子先生(市立松戸高校)
【情報】 米田謙三先生(羽衣学園高校)
【総合的な学習の時間】 酒井淳平先生 徳地克己先生(立命館宇治高校)

【Message】 学校から社会への円滑なトランジションのために

中原 淳(東京大学 大学総合教育研究センター 准教授)

■連載

進路指導実践を磨く!

百石高校(青森・県立)

地域課題解決型キャリア教育

矢掛高校(岡山・県立)

これからの推薦・AO入試指導 Season2 <藤岡慎二>

第8回「高校生活でつける『マイテーマ』を設定する力」

先進校に学ぶキャリア教育の実践

日高高校(和歌山・県立)

『希望の道標』

第37回:自転車冒険家/西川昌徳

LEADERS~学校経営の舵を取るトップに聞く

水沢第一高校(岩手・私立) 校長 伊藤 勝

リクルートサービスを活用した進路指導実践事例

【進学事典応援号】筑紫台高校(福岡・私立)
【スタディサプリ】浦和学院高校(埼玉・私立)

Top Interview ~ 変革に挑む

成城大学 学長 戸部順一
三幸学園 理事長 昼間一彦

【別冊付録】

グローバル人材育成が
地域社会に必要とされる理由とは!?

地域を支える人材にこそグローバルな能力・スキルが求められる!
事例レポート:杏林大学
グローバルな視野と地域での実践力を養い 次代を担う協働型人材を育てる「地(知)の拠点」大学