カレッジマネジメント Vol.214 Jan.-Feb.2019

入学者選抜 改革の現状

編集長・小林浩が語る 特集の見どころ

各大学の「カレッジ・レディネス」は示されているか

APに基づき、全ての入試区分で『学力の3要素』を問う
  現状入学者選抜改革はどこまで進んだのか。結論から言うと今回のテーマである入学者選抜改革については、2021年度入試に向けての大学の取り組みはまだ“手探り状態”と言わざるを得ない。大学入学者選抜要項には、大きな影響のある入試の変更は「2年程度前には予告・公表する」という、いわゆる“2年前ルール”があるが、本稿を執筆している12月現在、多くの大学で予告・公表が行われていない状況である。