キャリアガイダンス通信 Vol.7

Vol.7 2023/9/14

今号の『キャリアガイダンス通信』では、『Yakult1000』ヒットの道のりを取材した「はじまりの半歩」や関係構築に効果的なクラス活動を紹介する「導入アイデア集」、総合的な探究の時間の実践事例を紹介する「探究の窓」などの記事をご紹介します。

子どもたちが大好きな国民的飲料を、大人の課題解決に役立てたことで空前の大ヒットに

世の中を動かすようなアイデアは、高校生から見れば「特別な人」がつくったものに見えるかもしれません。しかし案外、その出発点は、身近な気づきや問いの中にあるもの。本連載では、半径5メートルで見つけた気づきを“はじめの半歩”にした人が、私たちの身近にある商品やサービスを生み出すまでの物語をお届けします。

日本に住んでいれば一度は飲んだことがあるであろう『ヤクルト』。2019年に発売され、全国で売り切れが相次ぐ大ヒットとなった『Yakult1000』誕生の道のりについて、ヤクルト本社・開発部の中野正理さんにお話を伺いました。

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#04_一斉に回れ

各教科におけるグループワークや探究活動を通して欠かせない、コミュニケーション。しかし、自分の意見を伝えて考えを深めあうには、よりよい関係つくりが大切ですよね。本連載では、生徒同士の関係つくりはもちろん、生徒と教師の関係つくりにも効果的な活動をご紹介します。

今回ご紹介する「一斉に回れ」は、定期テストや実力テスト終了後などのタイミングで、生徒へのご褒美として実施すると効果的です。MVPを生徒からの拍手等で3人ほど選ぶと、さらに盛り上がりますよ。

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菊里高校(愛知・市立)

「なぜ」を起点に、探究のサイクルを自分で回す力をつける

2022年度からスタートした総合的な探究の時間。現場で試行錯誤が続くなか、実践のヒントとなる探究の事例をご紹介します。

新学習指導要領の施行に先駆け、2021年度より総合的な探究の時間を実施してきた名古屋市立菊里高校。1、2年生の探究の授業は、クラスの副担任とキャリアナビゲーターがペアで担当し、密に連携しながら生徒の学びを支えている。

※取組内容や先生・生徒の所属・学年などは取材時(2023年5月)の情報となります

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小台橋高校 (東京・都立)

学び直しの科目に講義動画を採用。生徒の努力を単位として評価・応援したい

「リクルートサービスを活用した実践事例」では、スタディサプリを導入いただいた高校に取材し、課題に対してどのように活用しているのか、具体的な取組内容とあわせてご紹介します。

都立高校には、小・中学校で不登校や長期欠席を経験したり、高校を中途退学した生徒も含めて、自分らしく挑戦できるチャレンジスクールがある。昨年4月に開校した小台橋高校では、選択科目に学び直し講座を設置し、『スタディサプリ』を学習ツールとして導入している。

※取組内容や先生・生徒の所属・学年などは取材時(2022年8月)の情報となります

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  • 次回の『キャリアガイダンス通信』は2023/9/28(木)に更新予定です。
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