キャリアガイダンス vol.426 2019.2 創刊50周年記念号
教員として
“これから”をどう歩む?
曖昧で複雑な世界を生き抜くために何が必要か/子どもがもつ “自ら育つ力”を活かして伸ばす教員たち/「生徒」と「自分」の社会参加の在り方を考えてほしい/“これから”を歩む教員 5Stories/管理職は“これから”にどう向き合うか/自立した人格の形成なくして何のための教師か/世の中が変わる時は自分も変わるチャンス 自分の気持ちに忠実に生きよう/これからの教員の役割とは?
編集長が語る 特集の見どころ
「変動性」「不確実性」「複雑性」「曖昧性」という4つのキーワードの頭文字をとった「VUCA」時代の到来が叫ばれています。また、第4次産業革命ともいわれるAIやロボティクス、IoT、ビッグデータなどIT技術の発展に伴う超スマート社会「Society 5.0」の到来は、10年後の姿を大きく変えることは想像に難くありません。
2019年1月に公表された教育再生実行会議「第十一次提言に向けた中間報告(案)」では、Society 5.0で求められる力と教育の在り方など「技術の進展に応じた教育の革新」や、普通科の在り方や文系・理系科目をバランスよく学ぶ仕組みの構築など「新時代に対応した高等学校改革」が提言されています。これからの時代に向けた学びをどう考えていけばいいのでしょうか。その時、学校や教師の役割とは? その議論の根幹にあるのは、やはり〝これからの社会〞を生き抜く生徒たちに育む資質・能力を考えることにほかなりません。と同時に教科の専門家である前に、生徒の成長を願うひとりの教員として、どのような姿勢で向き合っていけばいいのかが求められていくのではないでしょうか。
創刊50年の節目を迎える今号の特集では、これからの教員の在り方を読者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。学びの原点を振り返りながら、時代の変化をどう受け止め、〝これから〞を歩んでいくか。登場する5人の先生方に共通しているのは「次の世界を見ている姿」です。皆さんは〝これから〞に何を思い描いていきますか?
山下 真司(本誌 編集長)
■特集■ 船橋 力(文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」 プロジェクトディレクター) 溝上慎一(桐蔭学園理事長代理 桐蔭学園トランジションセンター 所長・教授) ■連載 僕らがマイプロジェクトを始めたわけ/認定NPO法人カタリバ 今村 亮 ■別冊付録
先生方とともに
キャリアガイダンスは創刊50周年教員として“これから”をどう歩む?
曖昧で複雑な世界を生き抜くために何が必要か
“自ら育つ力をもって生まれた”子どもたち
その出発点における教員の関わり方とは「生徒」と「自分」の社会参加の在り方を考えてほしい
“これから”を歩む教員 5Stories
管理職は“これから”にどう向き合うか
自立した人格の形成なくして何のための教師か
世の中が変わる時は自分も変わるチャンス
自分の気持ちに忠実に生きようこれからの教員の役割とは?
新カリキュラムに向けて動き出す高校
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進路指導ケーススタディ
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