60秒で分かる「キホン業界用語解説」⑨

会議でよく出る「あの言葉」を、ざっくり知っておこう!

卓越大学院プログラム



キホンの用語をおさえて、レベルアップ

学校や教育に関する話を聞いていると、ちょっと難しい言葉がたくさん出てきます。
そんな教育業界の専門用語を、できるだけ分かりやすく解説します!今、おさえておきたい用語を中心に紹介しますので、きっと役に立つはず!これを読めば、教育の話題がもっと身近に感じられるかも!ぜひチェックしてみてください!

【キホンの用語解説】

文部科学省が、卓越した教育力・研究力を持つ大学院の創出を目的に、2018~2020年度にかけて新規プログラムの募集・採択をした事業のこと。各大学がそれぞれの強みを活かし、それまでの大学院改革の成果を活かしつつ、国内外の大学・研究機関・民間企業と連携しながら、世界最高水準の教育力・研究力を結集した、社会課題解決に直結する5年一貫の博士課程学位プログラムを構築し、卓越した博士人材の育成とともに、人材育成・交流や新たな共同研究の創出が持続的に展開される点を形成する取り組みを推進するという内容だ。2025年3月に2018年度採択分の事後評価が行われ、北海道大学「One Healthフロンティア卓越大学院」、筑波大学「ヒューマニクス学位プログラム」、大阪大学「生命医科学の社会実装を推進する卓越人材の涵養」、早稲田大学「パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム」等が最高評価のS評価を獲得した。現在は同プログラムの募集は終了しており、「国際卓越研究大学」という新たな制度に移行している。


(文/伊藤 敬太郎)





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