キャリアガイダンス vol.443 2022.7
スクール・ポリシーをどう「みんなのもの」にしていくか
【Opening Message】自分たちで決める × 佐々木則夫 /「スクール・ポリシー」とは何か?~先生方に、ご意見を聞いてみました。~/“言語化”して「みんなのもの」にするということ。/スクール・ポリシーをみんなのものにする高校事例/学校現場のモヤモヤ・困難をどうする?/スクール・ポリシーの策定から運用までのロードマップ
編集長が語る 特集の見どころ
令和4年度中に、策定・公表が求められているスクール・ポリシー。
今、学校が置かれている環境はそれぞれ異なり、
先生方が多くの課題に取り組まなくてはならない状況にあるなかで、
言葉を紡ぎ、学校の向かう姿を一つの表現へと編んでいく行為は、
さぞかし一筋縄ではいかないことだと拝察いたします。
しかしながら、そうして生み出された言葉が、
一部の方にとっての指針にとどまらず、
先生・生徒・保護者・地域住民など、学校に関わる人たち
「みんなのもの」になれるとしたら―?
少し立ち止まり、この行為の意味や、言葉の手繰り寄せ方など
さまざまな視点や実例から深めて、考えてみたいと思いました。
言葉を「みんなのもの」にする過程で
立場を越えて、学校のあり方を考えることはできるか。
言葉は灯台のように、多様な人たちを未来へと導くものとなるのか。
スクール・ポリシー策定にあたって、進め方や普及活動など
学校によってそれぞれご事情は異なることでしょう。
その進捗状況にかかわらず、今後のあり方を考えるうえ
でヒントになるような誌面構成を心掛けました。
本特集が少しでも先生方のお役に立てば幸いです。
赤土豪一(本誌 編集長)
■特集■
スクール・ポリシーをどう
「みんなのもの」にしていくか
【Opening Message】
自分たちで決める ×
佐々木則夫(日本サッカー協会女子委員長)
「スクール・ポリシー」とは何か?
~先生方に、ご意見を聞いてみました。~
“言語化”して「みんなのもの」に
するということ。
【Part1】企業レポート
創業300年の老舗が、どう言葉を編み、浸透させたか
中川政七商店の軌跡
【Part2】対談
中川政七(中川政七商店 代表取締役会長)×
中原 淳(立教大学経営学部 教授)
「言語化の意義、シェアの先」
スクール・ポリシーを
みんなのものにする高校事例
【座談会】
学校のありたい姿を描き
共有することで生まれるもの
三谷俊介(札幌啓北商業高校 進路指導部) 牧野弘幸(札幌市教育委員会 指導主事)
三関直樹(札幌大通高校 副校長)
坂庭康仁(札幌旭丘高校 数理データサイエンス科主任)
スクール・ポリシー策定時に直面しがちな
学校現場のモヤモヤ・困難をどうする?
【アドバイザー】 田村知子 (大阪教育大学 大学院連合教職実践研究科 教授)
プロセスが人の思いをつないでいく
スクール・ポリシーの策定から
運用までのロードマップ
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