【Interview】一大プロジェクト「MIRAI FES.2025」を統括し、学生を巻き込みながら成功に導く

「その一歩が、学校を変える。」
日々の業務の中にある工夫や挑戦。同じフィールドで奮闘する職員達のリアルなストーリーから、あなたの“次の一手”が見えてくるかもしれません。
「Next Up」は、学校の未来を担う私達自身の知恵と経験をつなぎ、広げるための企画です。

氏名:棚倉和沙(たなくら かずさ)氏
学校名:東京未来大学
所属部署:エンロールメント・マネジメント局
大学教育学部卒業、大学院修了後、2023年4月に新卒で学校法人三幸学園に入職。東京未来大学に配属。エンロールメント・マネジメント局に所属し、キャンパスアドバイザーとして入学後から卒業後まで一貫した学生支援に携わるほか、クラス・授業を受け持つ。
【サクセスエピソード】計2000人以上が集まるイベントを成功裏に終えることができた

毎年10~11月に行われる本学の一大プロジェクト「MIRAI FES.2025」の統括担当を務め、無事に走り切れたことです。
「MIRAI FES.」は、3日間にわたり学生主導で文化祭と体育祭を実施するイベントです。学生が協働する楽しさと難しさを体験し、仲間を巻き込みながら企画・運営する過程で、社会で活躍する人材として成長することを目的としています。
東京未来大学では、この「MIRAI FES.」を教育プログラムとして位置づけ、特にキャンパスアドバイザーが担当する科目「カレッジ&キャリアスキルズ」や「キャリアデザイン」における実践的な学びの場として機能しています。
「MIRAI FES.」では、学生のさらなる成長を促すため、キャンパスアドバイザーが学生を導き、前年の踏襲にとどまらず、より発展的な取り組みを目指しています。
その中で、私は「MIRAI FES.」の統括担当者として、もう1人の担当者と共に約120名の学生実行委員と協働しながらプロジェクトを推進する役割を担いました。学生達が主体的に考え、行動し、困難を乗り越える過程を支援することで、教育的価値を最大化することを目指しました。
このプロジェクトは1~2年生の全員参加が必須となっており、文化祭では全21クラスの出展・出店の企画立案のサポートやアドバイスなどを個別に行いました。また、今回は体育祭の会場が東京武道館から国立代々木競技場第二体育館に変更となったため、学生の誘導方法や競技プログラム、スケジュールを一から調整し直す必要もありました。
通常の学生対応業務などもあるため、目が回るような忙しさでしたが、一人で業務を抱え込みすぎると抜け漏れが生じる恐れがあるため、常に状況を周りに共有し、巻き込むことを意識しました。実行委員の学生にも逐一状況を報告し、一つひとつの課題について議論を重ねて、より良い対応策を皆で一緒に考えることを徹底しました。結果的に、文化祭は来場者数約2000名、体育祭では約270名が来場し、大きなトラブルもなく大盛況のうちに終えることができました。
困難を乗り越えながら最後までプロジェクトをやり切ったことで、多くの学生が清々しく充実した表情を浮かべていたことが印象深いです。学生が成長する瞬間を間近で見ることができ、統括担当として大きなやりがいを感じることができました。
【私の仕事術】「スピード」と「質」の両立を常に意識
常に「スピード」と「質」のバランスを考えながら仕事を進めるよう心がけています。
今回の「MIRAI FES.」ではとにかくやることが多岐にわたり、扱わねばならない情報量も非常に多かったため、スピード感を意識しながらもミスなく進めることが重要でした。そこで、業務がひっ迫しパンクしそうになったときは敢えて立ち止まり、現状を整理する時間をねん出。「タスクを全て書き出して見える化し、優先順位をつける」という基本に立ち返ることで、スピードと質の両方を担保することができました。
本学は「やりたい」と手を挙げれば年次に関係なく任せてもらえる組織風土があるため、普段から積極的に手を挙げ、チャレンジすることも意識しています。
私は、目標に向かって挑戦をし、頑張っている学生を応援したいという気持ちが強いので、今回新たに「特待生管理」の業務にも挑戦。特待生として入学した学生に、今回の「MIRAI FES.」のような責任あるプロジェクトを任せるなど、さらなる成長につながるようなチャレンジを後押ししています。
様々な経験を経るごとにどんどん視野が広がり、多角的に物事を見られるようになるなど、頼もしく成長する学生の姿に私自身も刺激を受けています。
【今後の展望】大学職員として学生の挑戦と成長をサポートし続けたい
今後も「MIRAI FES.」のようなプロジェクトを通じて、学生の成長をサポートしていきたいです。また、このようなプロジェクトを本学の特徴として積極的に発信するとともに、他大学との連携も拡大していきたいですね。本学の学生には、他大学の学生と交流することで刺激をもらい、新たなインプットの機会を得て、学びを深めてもらいたいと考えています。
変化の激しい時代において、多くの大学で変革が求められていることと思います。その中で、学生たちが積極的に挑戦できるような環境を整備し、成長を支援することが、若手職員に求められていることだと感じています。皆さん一緒に頑張りましょう!

(文/伊藤理子)
