60秒で分かる「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」とは?

キホンの用語をおさえて、レベルアップ
学校や教育に関する話を聞いていると、ちょっと難しい言葉がたくさん出てきます。
そんな教育業界の専門用語を、できるだけ分かりやすく解説します!今、おさえておきたい用語を中心に紹介しますので、きっと役に立つはず!これを読めば、教育の話題がもっと身近に感じられるかも!ぜひチェックしてみてください!
キホンの用語解説
コミュニティ・スクールとは、保護者を含む地域の住民や地元企業と学校とが連携し、地域と共にあるより良い学校作りに取り組む学校運営協議会を設置している学校のこと。学校運営協議会の設置主体は教育委員会で、校長、PTA役員、自治会長、地元企業の代表者など教育委員会が任命したメンバーで構成される。学校運営協議会の主な役割は次の3つ。「1.校長が作成する学校運営の基本方針を承認する 2.学校運営に関する意見を教育委員会又は校長に述べることができる 3.教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる」。この仕組みを生かし、地域と連携した「総合的な学習の時間」の開発や、児童・生徒の放課後の居場所作りなどの取り組みが各地で進んでいる。制度のスタートは2004年だが、2017年の法改正で、教育委員会に対してコミュニティ・スクールの設置が努力義務化され、さらに学習指導要領で「社会に開かれた教育課程」が掲げられたことで設置数は大幅に増加。2024年時点で全国の公立学校の58.7%にまで達している。
(文/伊藤 敬太郎)
