60秒で分かる「PISA(OECD生徒の学習到達度調査)」とは?

キホンの用語をおさえて、レベルアップ

学校や教育に関する話を聞いていると、ちょっと難しい言葉がたくさん出てきます。
そんな教育業界の専門用語を、できるだけ分かりやすく解説します!今、おさえておきたい用語を中心に紹介しますので、きっと役に立つはず!これを読めば、教育の話題がもっと身近に感じられるかも!ぜひチェックしてみてください!

キホンの用語解説

PISAとは、OECD(経済協力開発機構)が3年に1度実施する国際的な学力調査のこと。日本では「ピサ」と読まれることも多いが、英語圏では「ピザ」が一般的。対象となるのは15歳で、CBT(Computer Based Testing/オンライン形式のテスト)で実施される。2022年の調査には、OECD加盟国を中心に81の国と地域が参加した。テスト形式の調査と、アンケート形式の質問紙調査の2つから構成されており、テスト形式の調査は、「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野で実施。いずれも単なる知識量ではなく、知識を日常生活や高度な思考に活用する力を問う点が大きな特徴だ。2000年にスタートし、日本は数学的リテラシー1位、科学的リテラシー2位、読解力8位だったが、2003年は読解力が14位に落ちるなど学力低下が目立ち、「PISAショック」と呼ばれた。2022年の調査では、日本は、数学的リテラシー6位、科学的リテラシー2位、読解力5位となっており、以前に比べると改善傾向が見られる。また、2022年、全ての分野に関して1位だったのはシンガポールだった。なお、2025年を最後に、実施の頻度は4年に1回となる。

(文/伊藤 敬太郎)