大学生の卒業時満足度調査

大学生の卒業時における学校満足度・入学前の期待・卒業時の評価および卒業後の学び継続意向を把握するために、リクルート進学総研は2015年初めて「卒業時満足度調査」を行いました。
卒業時満足度調査2015

大学生の卒業時における総合満足度を明らかにするため、大学4年生・6年生を対象として行っている調査です。
卒業時における学校満足度・入学前の期待・卒業時の評価・成長実感および卒業後の学び継続意向について調べています。

学生の7割以上が大学在籍中に「成長したと思う」
成長実感が最も高いのは理系女子(リケジョ)

■「成長したと思う」は75.5%。「とても成長した」は2割強。

■成長実感は、理系女子>文系女子>理系男子>文系男子の順に高いという結果に。

「成長したと思う」 男子71.1%、女子81.4%と女子の方が10ポイント以上高い。

入学時に第1志望か、第2志望以下であったかで大学に在籍したことに「満足している」のスコアは14ポイントの差、在籍した学校で「成長したと思う」のスコアは7.6ポイントの差である。
成長実感は満足度より、第1志望と第2志望以下での差が縮まっている。

■成長のきっかけのトップは「卒業論文・制作を仕上げたこと」。

男女でトップは異なる。
男子は「卒業論文・制作を仕上げたこと」、女子は「アルバイトでの人間関係・責任の重さ」。

■大学で身についた能力のトップは「専門分野の知識・技術を理解・習得する力」。
一方、最も低かった項目は「将来、グローバルに活躍できる力」 。

理系男子では「物事を論理的に考える力」、理系女子では「専門分野の知識・技術を理解・習得する力」
「専門分野の知識・技術を実際に活かせる力」が他の層に比べ高く、全体を10ポイント以上上回っている。

■能力が身についた機会を、能力別にランキングすると最も1位が多かったのは『ゼミ・実習・研究』

※身についた能力ごとに、それがどこで身についたかのトップ項目

7割以上の学生が卒業時、大学に「満足している」と回答
総合満足度と最も相関が高い項目は
「教育方針や校風に魅力がある」

■大学に在籍したことに「満足している」は76.5%。

「満足している」

  • 女子>男子(10.5ポイント差)。
  • 文系女子(83.2%)>理系女子(81.9%)>理系男子(75.4%)>文系男子(69.6%)の順に高い。

■満足度に対する相関係数が高い具体的項目のトップ3。

  • 1位 教育方針や校風に魅力がある
  • 2位 たくさんの先輩・後輩・友人と出会える
  • 3位 幅広い知識・教養が身につけられる授業が多い

■入学前の期待(学びたい意欲)は73.9%。うち理系女子は84.0%と全体を10ポイント上回る。

■入学前の期待順位、卒業時の評価順位、いずれも高い項目は
「専門的な知識が身につく授業が多い」「幅広い知識・教養が身につく授業が多い」。

期待順位<評価順位(期待以上)だった項目:
「各授業の人数が適切である」「有名・社会的評価の高い先生がいる」

期待順位>評価順位(期待外れ)だった項目:
「国際感覚が身につく授業が多い」「語学力が向上する授業・制度が充実している」

■卒業後も「学びたいと思う」は77.7%。女子の学び継続意向は8割以上。
4人に3人は社会人になっても「学び続けたい」。

■学ぶ際の方法は、「関連する書籍を読んで勉強する」が56.5%で圧倒的1位。
2位「通信教育」3位「テレビやラジオ、インターネットの講座」

女子では「関連する書籍を読んで勉強する」「通信教育で学ぶ」「テレビやラジオ、インターネットの講座で学ぶ」
男子では「大学院に通う」が高い。

調査概要
調査項目
卒業時における大学生の学校満足度・入学前の期待・卒業時の評価および卒業後の学び継続意向を把握する。
調査時期
2015年2月27日(金)~3月26日(木)
調査方法
インターネット調査
調査対象者
2015年3月に学校を卒業する予定の大学4年生・大学6年生(18~25歳)