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【進学ブランド力調査2016追加分析】志望学問分野別 志望大学ランキング(11.国際関係・国際文化)

■重視項目 将来の選択肢が増え、社会で活躍できる国際的なセンスを身につけることを重視

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大学進学者全体と比較して順位が3ランク以上高い項目は、「国際的なセンスが身につくこと(全体27位に対し2位)」「将来の選択肢が増えること(全体11位に対し5位)」「教育方針・カリキュラムが魅力的であること(全体16位に対し6位)」「卒業後に社会で活躍できること(全体17位に対し8位)」。一方全体より順位が低いのは「就職に有利であること(全体4位に対し7位)」となっている。

類似する人文科学系の「外国語分野」の重視項目と異なるのは、「将来の選択肢が増える」「社会での活躍」という項目が高いという点で、学んだことが将来につながるかどうかは国際系志望者の大きな関心事といえる。

 

■進学ブランド力調査2016における国際関係・国際文化分野の志願度ランキング

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  グローバル化が叫ばれて久しく、昨今新増設や改組が多い分野でもある。社会科学系では珍しく、3エリア共に国公立大学がランクインしている。情報分野と同じく、国際に関連した名称の学部を持つ大学が並ぶ。また、「外国語」分野のランキングと比較すると、3エリア共に1位は共通しており、TOPの3校については各エリアでの国際・外国語系志望の高校生からの支持が高いことがわかる。

 関東の1位は国際教養学部を有する早稲田大学。2位の青山学院大学に6ポイントの差をつけている。高校生の志望理由の自由回答を見ると、外国語分野と同様、留学制度の充実や留学生の多さを挙げている高校生が目立つ。1位、2位は「外国語」分野と顔ぶれは同じだが、3位には国際日本学部を有している明治大学がランクインしており、コメントにも「アジアの文化について学べる学部があり、興味を持った」「国際日本学部のディズニーのインターンシップに魅力を感じた」など、具体的な教育内容に対するコメントが並ぶのが特徴的だ。

 東海の1位は愛知県立大学。昨今の動きとしては、2位の南山大学は、2017年に国際教養学部を、3位の名古屋外国語大学も2017年に国際共生学部を新設。「2017年から新しくできる学科がとても魅力的だから」というコメントも見られる。

 関西の1位は関西外国語大学。2018年4月に新たに御殿山キャンパス・グローバルタウンが開学する。2位に同志社大学。「グローバルコミュニケーション学部が魅力的だから」というコメントも見られた。4位の神戸大学は、「新設(改組)の国際人間科学部に興味がある」というコメントもあり、先述した名古屋外国語大学同様、高校生の新設学部学科への期待は高いことがわかる。関西は他エリアと比較するとポイント差が僅差で、比較的分散傾向なのが特徴だ。