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【進学ブランド力調査2016追加分析】志望学問分野別 志望大学ランキング(17.工学/機械)

■重視項目 雰囲気やキャンパスライフよりも、知名度が高く伝統や実績があること

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大学進学者全体と比較して順位が3ランク以上高い項目は、「有名であること(全体15位に対し2位)」「伝統や実績があること(全体14位に対し5位)」、「将来の選択肢が増えること(全体11位に対し8位)」「卒業後に社会で活躍できること(全体17位に対し8位)」となっている。  

また、ランク外ではあるが「規模が大きいこと(全体35位に対し23位)」は全22分野中1位となっている。

一方、低い項目は「校風や雰囲気が良いこと(全体2位に対し5位)」「自宅から通えること(全体5位に対し11位)」「学生生活が楽しめること(全体8位に対し13位)」。

また、進学センサスで別途調査した「就職に有利」とどのような点で感じるかという質問では、「大手・有名企業への就職実績が良いこと」が全22分野中トップ。雰囲気や立地よりも、知名度の高い伝統校で将来の選択肢を増やしたいという志向が強い。 

■進学ブランド力調査2016における工学(機械)分野の志願度ランキング

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 3エリア共に国公立大学が多くランクイン。関東は他エリアに比べ10%を超える大学がなく、比較的分散傾向にある。関東1位は東京工業大学。昨今の動きとしては、2016年に日本の大学で初めて学部と大学院を統合し、「学院」を創設している。また、高校生の志望理由の自由回答には「理工系最高峰の大学」という意見のほか、「海外留学プログラムが豊富で奨学金も出してくれるから」「留学制度が整っている」などというグローバルな教育への期待も挙がっている。

 東海は名古屋大学と名古屋工業大学が3位以下を大きく引き離した形で、両者のポイント数を合わせると32.5%と、高校生の3人に1人はどちらかの大学を志望しているということになる。名古屋大学は2017年に工学部を改組、名古屋工業大学も2016年に工学部の学科再編を実施している。

 関西も大阪大学、神戸大学、大阪市立大学のトップ3が10ポイントを超えている状態。4位の大阪工業大学は2017年に梅田に新キャンパスを開設し、新たにロボティクス&デザイン工学部を設置。「大阪駅前になり便利になる」という高校生のコメントもあった。