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第一志望校を決めた時期はいつ?(大学進学者)

高校生の進路指導に関する調査(進学センサス2016)で、第一志望校を決めた時期をきいている。

図は、大学進学者の「第一志望校を受験校に決めた時期」の累計で、各フェーズの実施者が全体の半数を超える時期に吹き出しを付け、それぞれ影響を受けたメディアのトップ3を記載したものである。

≪DATA≫


〈大学進学者〉が最初に大きく動き出すのは高校2年の夏で、分野決定や学校研究開始者が半数を超える。これは高校のオープンキャンパス指導の影響で、参加する学校を決める際に、自分の関心のある分野を考え、その分野を学べる学校を探すという授業が実施されるためである。その結果、秋には半数の高校生が「第一志望に関心を持つ」。学校の詳細比較のために資料請求も実施される。

この時期にはまだ憧れも混じっていた志望校検討が、一気に現実味を帯びるのが高校3年以降である。進路希望調査が実施され、4月の模試の結果が返却されると、志望校は具体化。部活引退で受験モードになる高校生は、夏にかけて意識を高め、7月に半数が受験校決定。それに伴って併願校検討も開始される。そして秋の模試の結果を考慮に入れて、12月に半数が併願校を決定するという流れだ。

ポイントとしては、①全体的にピークとなるのは高3以降だが、高2からも動き始めているため、早期広報の必要性があること ②受験校決定、併願校検討共に高校3年の夏に実施されるため、そこまでに校名を認知してもらう必要があるというところだ。

図表にはないが、全体的に男子より女子、多様校より生徒のほうが、動きが早い傾向にある。分野に関しては、看護・医療技術系、教員養成系等、資格が必要となる分野の志望者は動きが早い。彼らに対しては早めに大学を認知させる必要があるだろう。


利用メディアに関しては、分野決定や学校研究・第一志望や併願校の関心時には進学情報誌がトップとなり、受験校の決定時には高校の先生がトップとなる。進学情報誌で検討し、先生に相談して決めるというのが大きな流れのようだ。また、第一志望校の関心・決定にはオープンキャンパスも影響が強い。


図表にはないが、女子は全体的にメディアの利用率が高く、特に「オープンキャンパス」「進学情報サイトや学校ホームページ」の影響が強い。一方、男子は「友人・先輩」「塾・予備校の先生」等、周囲の人の意見を聞く傾向がある。

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