専門学校の教育に関する調査(2016年)

専門学校の教育内容や価値を明らかにするため、専門学校の「建学の精神」「グローバル対応」「社会人教育」「地域連携」「産学連携」「インターンシップ」「学生支援」の推進状況を調査しています。
2016年 専門学校の教育に関する調査

『専門学校の7割弱が、 独自の授業料・入学金減免措置を設定。』

【学生支援】経済面および教育面から学生を支援。

①経済面
全体の67.8%の学校が「学校独自の授業料・入学金減免措置」を実施。
58.3%が「特待生制度」を実施、28.7%が「学校独自の給付型奨学金」を設定。
②教育面
全体の91.9%の学校が「先生と学生の面談」を実施。
90.3%が「担任制度」を、78.4%が「学業不振に対する学習支援」を実施。

【留学支援】全体の13.3%の学校が留学生を送り出し、19.0%の学校が受け入れている。

・分野別では「工業分野」「商業実務分野」が、送り出し、受け入れともに全体より20ポイント高い。

【社会人教育】全体の62.4%の学校に社会人学生が入学。

・分野別では「教育・社会福祉分野」(78.0%)、「医療分野」(72.5%)が高い。

【地域連携】全体の25.5%の学校が地域連携プログラムを実施。

・提携先は「地方公共団体」(57.8%)が最も高く、「教育機関」(31.7%)、「NPO法人」(21.7%)が続く。

調査概要
調査項目
専門学校の学生支援/社会人教育/地域貢献/インターンシップ/産学官連携/留学支援
調査時期
2016年5月~6月
調査対象
全国の専門学校