【進学ブランド力調査2016追加分析】志望学問分野別 志望大学ランキング(全体概要)

リクルート「進学ブランド力調査」では、高校3年生が選ぶ志願度ランキングをエリア別に発表している。今回はその結果を踏まえつつ、高校生が志望する学問分野の中でどのような大学選びをしているのかについて焦点を当てて考察した。

 各大学は単科大学に限らず、総合大学でも伝統的に看板学部と呼ばれる学部があるなど、学問分野別に見ると、大学の個性や強みが表れていることが多い。今どきの高校生は各分野ごとに何を重視しているのか、各分野でどの大学に志願したいと考えているのか、という観点でご一読いただきたい。

当該調査に回答する際、高校生は調査時点(高校3年生の4月)で志望している学問分野を複数回答で選択し、志願度に関する調査に回答している。今回は志望学問分野と志願したい大学(第一希望のみ)の関係性にフォーカスし、分野別に『志願したい』大学ランキングを作成、上位5位までを掲載した。あくまで3年生になったばかりの高校生がどう考えているかであることをご了承いただきたい。

分野別のランキングを全体のランキングと比較すると、高校生から見た各大学の強みがより際立った結果となっている。また、各分野ごとの高校生の進路選択時の重視項目(進学センサス2016より)も掲載しているが、志望分野によってかなり注目するポイントが異なる。ターゲットとする高校生を獲得していくためには、高校生の興味関心をおさえつつ、大学の特徴や個性をより明確にし、彼らにわかりやすく伝えていく必要があることがわかる。

※進学ブランド力調査2016の調査概要や、全体の結果はこちら

 

【人文科学系】

1.文化・地理・歴史  

2.外国語  

3.文学 

4.人間・心理  

5.教育・保育

 

【社会科学系】

6.法律・政治  

7.経済・経営・商  

8.社会  

9.情報  

10.観光・コミュニケーション・メディア 

11.国際関係・国際文化 

12.福祉 

13.家政・生活科学 

14.体育・スポーツ

 

【理系・医療系】

15.理学  

16.生物・農・獣医・林産・水産 

17.工学(機械) 

18.工学(電気・電子・情報) 

19.工学(建築・土木) 

20.医療・保健・衛生

21.看護

22.薬学