【進学ブランド力調査2015追加分析】高校生の国公立志向、私立志向

進学ブランド力調査2016では、高校生の国公立志向について調査しました。

東海・関西エリアは私立志向上昇、関東は引き続き私立志向が過半数。
特に、関西エリアは私立志向が国公立志向を上回る。

・関東では、2008年の調査開始以降、私立志向が過半数を占めており、私立志向が顕著である。昨年から今年にかけてはほぼ変化なし。
・東海は、最も国公立志向が高い。昨年から今年にかけては私立志向が高まった。
・関西では昨年、国公立志向が高まり、調査開始以来最も高くなった。今年は一転して私立志向が高まった(2015年40.7%→2016年45.1%)。


2009年~2013年:国公立志向強まる(リーマンショック、東日本大震災などを経た不況)
2014年:私立志向強まる(アベノミクスによる景気浮揚感、東京オリンピック招致決定)
2015年:関西・東海のみ再び国公立志向強まる(消費増税5%⇒8%)
2016年:関西・東海で再び私立志向が強まる。関東は引き続き私立志向が過半数(消費増税先送り)
大学生の7割以上が私立大学に進学している現状では、景気の状況が進路選択に大きな影響を与えている。

≪DATA≫国公立および私立大学志向

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